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【公開】Z世代「AI検索ハザードマップ」2026年夏版|40カテゴリーで見る”AIO対応の緊急度”

2026.07.27Gen Z Lab
【公開】Z世代「AI検索ハザードマップ」2026年夏版|40カテゴリーで見る”AIO対応の緊急度”

生成AIでの情報収集が当たり前になったZ世代。しかし影響の大きさは業種によって大きく異なります。「わが社の商材は、AI検索対策をいつ始めるべきか」――この問いに答えるため、Z世代トレンドラボ byGMOは商品20・サービス20の計40カテゴリーを対象に、生成AIの利用実態を2軸で可視化した「AI検索ハザードマップ 2026年夏版」を公開しました。

この記事のポイント

  • 計40カテゴリーを「情報検索」「購入・利用検討」の2軸でマッピングした「AI検索ハザードマップ 2026年夏版」を公開
  • 危険度が最も高い右上象限には、商品ではスマートフォン・衣料品・ファッション、サービスでは動画・音楽配信などが位置
  • 商品平均(1.134/1.072)はサービス平均(0.999/0.988)を上回り、商品のほうがAI活用が進行
  • 脱毛サロン・ネイルサロンなど対人サービスは影響が最も小さく、対応の優先度は相対的に低い


1. AI検索ハザードマップとは

40カテゴリーそれぞれについて「生成AIで情報を検索したか」「生成AIで購入・利用の検討をしたか」を質問。とてもよくした=3点、ある程度した=2点、少しだけした=1点、全くしなかった=0点のウエイトを与え、平均値を算出しました。

この2値を横軸(情報検索)・縦軸(購入・利用検討)に取って散布図化したものが本マップです。点線はそれぞれ商品平均・サービス平均を示します。

重要なのは象限の色の濃さで、濃い領域ほどAI検索対応(AIO)を行わなかった場合の危険度が高いことを表します。両軸とも平均を上回る右上の濃い象限は、情報接触と意思決定の両方がすでにAIに流れ込んでいる領域です。

2. 商品:スマートフォンが突出、日用消費財も上位に

商品カテゴリーの平均値は、情報検索1.134、購入・利用検討1.072でした。

最も危険度が高いのはスマートフォン。情報検索1.409、購入・利用検討1.241といずれも40カテゴリー中の最高値で、右上に大きく突出しています。次いで衣料品・ファッション(1.273/1.172)、パソコン・タブレット(1.272/1.139)が続きました。

注目すべきは、高価格帯の商材だけでなく食品・飲料(1.258/1.085)やお菓子・スイーツ(1.207/1.078)といった低単価消費財も濃い象限に入っている点です。「AI検索は高額な買い物のときだけ」という前提は、すでに成り立っていません。

一方、アクセサリー(0.969/0.980)や香水・フレグランス(0.980/1.000)は左下の薄い象限。感性や実物の質感が判断を左右する商材は、AI検索と相性が異なる傾向がうかがえます。

3. サービス:エンタメ領域が先行、美容系は低位

サービスの平均値は情報検索0.999、購入・利用検討0.988と、いずれも商品を下回りました。

最も危険度が高いのは動画・音楽配信サービス(1.202/1.111)。次いで映画・ライブ・コンサート・イベント(1.112/1.083)、インターネット回線・WiFiサービス(1.091/1.049)が濃い象限に位置し、エンタメ・デジタルインフラ系が先行しています。

意外性があるのは病院・クリニック(1.035/1.062)と証券・投資・資産運用サービス(1.021/1.032)。検索値は突出していないものの検討軸で平均を上回り、右上象限に入りました。専門性が高く比較に手間がかかる領域ほど、AIが「整理役」として使われているとみられます。

反対に脱毛サロン(0.828/0.837)、ネイルサロン(0.863/0.935)は40カテゴリー中最も低い水準でした。立地や担当者との相性が決め手となる対人サービスは、現時点ではAI経由の影響が限定的です。

4. マップから読み取れる特徴

「モノ」が先行し、「コト」が追う

本マップが示したのは、AIO対応の緊急度がカテゴリーによって明確に階層化されているという事実です。スマートフォン、ファッション、PC、動画配信といった右上象限はすでに対応必須のフェーズ。一方、美容系サービスなど左下象限は、全面対応を急ぐより変化の兆しを定点観測することが現実的でしょう。

重要なのは、この分布が固定的ではないことです。「2026年夏版」と銘打っているのは、この地図が今後も塗り替わる前提に立っているため。Z世代トレンドラボ byGMOでは継続的に調査を実施し、マップを更新していきます。自社カテゴリーの位置と、その移動を追う材料としてご活用ください。

調査概要

調査手法 :インターネット調査
サンプル数:500s
調査対象者:高校生、大学生、28歳以下社会人の男女

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神津 洋幸(こうづ ひろゆき)
ライター:神津 洋幸(こうづ ひろゆき)
TRUE MARKETING編集長
Z世代トレンドラボ主任研究員
AI検索ラボ編集員

ストラテジックプランナー、リサーチャーとしてWebプロモーションの戦略立案、各種リサーチなどを担当。
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