Google AI概要が表示されるクエリ種類と自社サイトを採用させる対策

「Google AI概要はどのクエリで表示されるのか、自社サイトを採用させるにはどのキーワードを狙えばいいのか」――そう悩んでいる方は多いのではないでしょうか。Google AI概要(AI Overviews)はすべての検索クエリで起動するわけではなく、表示されるクエリの種類と条件を把握しないまま対策を進めると、労力が空振りになるリスクがあります。
この記事では、AI概要が表示・起動するクエリの条件と傾向を解説したうえで、Know・Do・Go・Buyの4分類ごとの表示傾向と表示されにくいクエリの特徴を整理します。さらに自社に合った優先クエリを特定する3ステップの調査手順、AI概要に採用されるコンテンツ実装のポイント、効果測定と見直しサイクルの作り方まで実践的にお伝えします。
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目次
Google AI概要(AI Overviews)が「クエリによって表示が変わる」仕組み
AI概要とは何か・どこに表示されるか
AI概要(AI Overviews)は、検索クエリに対してAIが自動生成した要約を、検索結果の最上部に表示する機能です。通常のオーガニック検索結果よりも上位に配置されるため、ユーザーが検索したとき最初に目にするコンテンツになります。
日本では2024年8月に提供が開始されました(日本を含む6か国に同時展開)。さらに2025年3月には、米国でGoogleアカウントへのログインなしでも利用できるようになり、対象ユーザーが広がっています(Google公式ブログ「Expanding AI Overviews and introducing AI Mode」)。この普及によって、AI概要が検索流入に与える影響を無視できない段階になっています。
すべての検索で表示されない理由――Googleが表示を判断する基準
重要な前提として、AI概要はすべての検索クエリで表示されるわけではありません。Googleの公式ヘルプでは「従来の検索結果に対して付加価値があるとシステムが判断した場合にのみ表示されるため、通常はトリガーされない」と説明されています。
その「付加価値」をシステムがどのように評価するかの詳細な基準は、公式情報では開示されていません。Googleが公式に示しているのは上記の表現のみであり、それ以上の判断メカニズムについて断定することは避けるべきです。
一方、実際の表示傾向として観測されているのは、「〇〇とは」「〇〇 方法」のような情報型クエリでは表示されやすく、取引型やナビゲーション型のクエリではほとんど表示されないという点です。この傾向は、クエリの種類そのものがAI概要の表示を左右することを示しています。次章以降では、この分類ごとの表示傾向を具体的に確認します。
AI概要が表示されるクエリ4分類と表示率データ
検索クエリはSEO業界でKnow・Do・Go・Buyの4種類に分類されます(これはGoogleが公式に定義した枠組みではなく、業界慣用の分類です)。この分類によってAI概要の表示傾向に差が生じる可能性があります。BrightEdgeが追跡しているクエリでは、AI概要が表示される割合が2025年2月の約31%から2026年2月には約48%へと、1年で58%増えています。国内でも、Hakuhodo DY ONEのONE-AIO Labが観測しているキーワードでは、2025年5月の約9%から同年11月には約32%へと半年で約4倍に増えており(AI検索白書2026)、表示の広がりが加速していることがわかります。
Knowクエリ(情報収集型)とAI概要の表示傾向
「〇〇とは」「〇〇 意味」「コンテンツマーケティング 基礎」など、知識・理解を求める検索です。リテラ(2026年7月)の国内調査では75.1%と4分類中で最も高い水準とされています。Ahrefsが1億4,600万件の検索結果を分析した調査(2025年11月)では、定義を問うクエリの47.3%、手順を問うクエリの35.1%でAI概要が表示されていました。ただし数値は調査対象・時期によって変動するため、目安として参照してください。
Doクエリ(方法・手順型)とAI概要の表示傾向
「〇〇 方法」「〇〇 やり方」「確定申告 書き方」のように手順や操作を求める検索です。リテラ(2026年7月)では57.2%と、Know型より低いながら半数以上で表示される傾向が示されています。手順の要約との相性が良く、「Instagram 運用 手順」のような複合クエリでも表示が確認されています。
Goクエリ(ナビゲーション型)とAI概要の表示傾向
ブランド名や「〇〇 公式サイト」のように特定ページへの直接到達を意図した検索です。リテラ(2026年7月)では35.4%と4分類中で最低水準です。はちのす制作が日本語2,609キーワードを実測した調査(2026年4月)でも、Go型に分類した285キーワードのAI概要の出現率は10.5%にとどまり、特定の目的地への到達が明確なため、Googleが要約を生成する実用的な理由が乏しいと分析されています。AI概要が起動しにくいクエリタイプといえます。
Buyクエリ(購買意図型)とAI概要の表示傾向
「SEO会社 比較」「コンテンツマーケティング 費用」など購買・選択に関わる検索です。リテラ(2026年7月)では59.7%ですが、クエリの性格によって傾向が分かれます。比較や費用の検討のように情報収集を伴うものがある一方、「〇〇 購入」「〇〇 通販」のような取引直結型では表示率が大きく下がる傾向があるため(後述)、Buy型をひとくくりに判断すると選定を誤る可能性があります。どのクエリでAI概要に引用されやすいかの条件については、コンテンツ設計の観点から別途確認しておくと判断材料が整います。
AI概要が表示されにくい・されないクエリの特徴
対策リソースを正しく配分するには、AI概要が起動しにくいクエリを先に特定することが重要です。以下の4種類は「注力してもリターンが得られにくい」クエリ群として把握しておきましょう。
ローカル検索クエリ(近くの〇〇・地域名+店舗)でのAI概要表示傾向
「渋谷 カフェ」「近くの歯医者」のような位置情報・地域名を含むクエリでは、AI概要は表示されにくいと考えられます。行き先がはっきりしている検索ほどAI概要が出にくいことは前述のGo型クエリの調査からもうかがえ、店舗を探すローカル検索はそれに近い性格を持つためです。表示率の一次データは公開されていないため断定はできませんが、地域集客を主軸とする事業者はGoogleビジネスプロフィール最適化などのローカルSEOにリソースを集中させる判断が合理的です。
単純トランザクション系クエリ(購入・申し込み・予約)でのAI概要表示傾向
「〇〇 購入」「〇〇 申し込み」のような取引完結型クエリでは、AI概要の表示率は約5%にとどまっています(Seer Interactive、2025年1月〜2026年2月のデータ)。前セクションで確認した比較・検討型クエリの表示率と比べると、その低さは際立ちます。ユーザーがすでに行動を決めている状態では、情報を補足するAI概要の付加価値が低いと判断されやすいためと考えられます。
YMYL領域のクエリとAI概要の表示傾向
YMYL(Your Money or Your Life)とは、健康・医療・金融・法律など生活や財産に直結する領域のことです。情報の誤りが重大な影響を及ぼしうるため、慎重な表示判断がなされるとみられています。ただし、現時点では公式による詳細なデータは公開されておらず、外部の観測ベースでは一部カテゴリで表示が確認されているケースもあります。断定的な判断は難しいため、自社ターゲットクエリで実際に表示の有無を確認するのが最も確実な方法です。
短い単一キーワードのクエリでのAI概要表示傾向
「保険」「SEO」のような1語だけの情報収集型クエリでは、AI概要の表示率は27.3%でした(Seer Interactive、2025年1月〜2026年2月のデータ)。情報収集型クエリ全体の36%と比べると低めです。表示がゼロではないため「まったく起動しない」とは言い切れませんが、ロングテールの複合キーワードと比べると優先度を下げる目安として活用するのが現実的です。
「表示率が高い=狙うべき」は誤り――クエリ選定の落とし穴
表示率の高さだけを基準にクエリを選ぶと、流入もコンバージョンも増えないという落とし穴にはまります。表示率とビジネス貢献度は別の軸で評価する必要があります。
AI概要が表示されるとオーガニックCTRが低下するメカニズム
AI概要が表示されるクエリでは、オーガニックCTRが1.76%から0.61%へ低下する傾向が観測されています(Seer Interactive、2025年9月)。ただし2026年4月の追跡調査では部分的な回復も確認されており、「AI概要が出ると必ずCTR激減」とは言い切れません。Googleの公式ガイドもAI概要経由のクリックは質が高い傾向があると言及しています。重要なのは、AI概要に引用されたページは、引用されないページよりインプレッションあたりのクリックが約2.2倍(120%多い)という点です(Seer Interactive、2025年1月〜2026年2月のデータ)。CTRへの影響は「AI概要が表示される」こと自体より、引用枠に入れるかどうかが大きな分岐点です。
Knowクエリを大量に狙っても集客が増えない理由
情報系(Know)クエリはAI概要の表示率が最も高い分野です。BrightEdgeの2026年2月調査ではヘルスケア88%・教育83%・B2B技術82%と報告されています。しかし表示率の高さは、同時に「答えがAI概要で完結しやすい」構造を意味します。ユーザーが概要を読んで満足してしまい、サイトへ流入しないゼロクリックが起きやすいのです。表示率だけを指標にKnowクエリを量産しても、購買・問い合わせにつながるユーザーを呼び込める保証はありません。
「引用される価値」と「クリックされる価値」を切り分けて考える
AI概要に引用される価値には2種類あります。①ユーザーがリンクを踏んで流入する「クリック価値」と、②引用されること自体でブランドが認知される「ブランド露出価値」です。比較・費用系の商用クエリ(Buy)では、AI概要に表示された情報の出典元をクリックして確認する行動が起きやすく、AI概要に接したB2Bの購買担当者の90%が、引用元のいずれかをクリックしたという調査もあります(TrustRadius「Bridging the Trust Gap」、2025年4月)。一方のKnowクエリは引用されてもクリックされない「ブランド露出のみ」で終わるリスクが高い。AI概要への引用を狙うページ設計を検討するうえでも、表示率ではなくクエリの購買意図とビジネス貢献度を掛け合わせた評価が出発点となります。
狙うべきクエリの選定・優先順位付け 実践3ステップ
前節の評価視点を踏まえ、対象クエリを実際に絞り込む3ステップを解説します。
Step1:Google Search ConsoleとキーワードツールでAI概要が出るクエリを洗い出す
2026年6月3日にSearch Consoleへ追加された「生成AIパフォーマンスレポート」を使うと、AI概要を含む生成AI機能の表示状況を専用ビューで確認できます。ただし現時点では、クエリ単位のフィルタリングには対応しておらず、通常のパフォーマンスレポートとは操作感が異なります。実務では、通常の検索パフォーマンスレポートで「インプレッション多・CTR低」のクエリを抽出したうえで、キーワード調査ツールや手動検索によってAI概要の表示有無を一つひとつ確認する方法が現実的です。なおGoogleはレポートへの追加インサイト提供を予定しており、仕様が変わる可能性があるため定期的な確認も必要です。
Step2:「AI概要表示率×ビジネス貢献度」マトリクスで優先順位を決める
抽出したクエリを「AI概要の表示多寡(高/低)」と「CVに近いビジネス貢献度(高/低)」の2×2マトリクスに配置します。
| ビジネス貢献度:高 | ビジネス貢献度:低 | |
|---|---|---|
| AI概要:多 | ✅ 最優先。引用獲得でクリックも狙える | ⚠️ 慎重。Knowクエリが多く、露出のみで終わりやすい |
| AI概要:少 | 🔵 次点。オーガニックCTRを直接稼ぐ余地がある | ⬇️ 優先度低。リソース投入は後回しに |
「AI概要:多×貢献度:高」が最も効率的なゾーンです。AI概要に引用されたページはインプレッションあたりのクリックが引用されないページより120%多い傾向がある一方(Seer Interactive、2026年2月)、AI概要が表示されるクエリ全体ではオーガニックCTRが非表示クエリより低く推移する傾向も続いています(同調査、2025年1月〜2026年2月)。「引用を確実に取れるか」の見通しが優先順位を左右します。「AI概要:多×貢献度:低」はKnowクエリが集まりやすく、リソース投入を抑える判断も合理的です。
Step3:採用されやすいクエリの語形・長さ・複合パターンを見極める
AI概要が起動しやすいクエリパターンを確認しておきましょう。
- 「〇〇とは」:定義系Knowクエリ。AI概要の表示頻度は高めだが、貢献度との兼ね合いで優先度を判断する
- 「〇〇 比較」「〇〇 費用」「〇〇 料金」:商用意図を含むBuyクエリ。貢献度が高いため優先して狙いたい
- 「〇〇 やり方」「〇〇 手順」「〇〇 方法」:Doクエリ。具体的な手順を求めるユーザーへの訴求に有効
- 4語以上のロングテール:意図が具体的になるほどAI概要が出現しやすい傾向がある
Step1のリストをこれらのパターンで分類し、Step2のマトリクスに落とし込むことで、対策ページを設計する順番が体系的に決まります。
選定したクエリでAI概要に採用されるコンテンツの実装ポイント
クエリの選定が終わったら、次はそのクエリに対してAI概要に引用されやすいコンテンツへ落とし込むフェーズです。「何を書くか」よりも「どう構造化するか」と「何を根拠にするか」が採用確率を左右します。
クエリと見出しを1対1で対応させる構造設計
狙うクエリが決まったら、そのクエリ(または検索者が頭の中で立てている問い)をH2・H3見出しに直接反映させます。たとえば「法人向けクラウド会計ソフト 比較」を狙うなら、「法人向けクラウド会計ソフトを比較するポイント」のような見出しを本文に置くことで、AIが対応セクションを特定しやすくなります。1セクションあたり200〜400字を目安に、結論を冒頭に置く「結論ファースト」形式で記述すると、AIが要約しやすい構造になります。クエリと見出しの対応が曖昧なページは、どの問いへの回答なのかをAIが判断しにくいため、1ページに複数の狙いクエリを詰め込みすぎないよう注意してください。
E-E-A-Tを担保する一次情報・数値・実績の盛り込み方
AI概要などの生成AI機能は、高品質なコンテンツに重点を置くGoogle検索のコアランキングと品質システムに根差しており、さらにスパムをブロックするシステムにも依存していると説明されています(Google検索セントラル公式「Google 検索の生成 AI 機能向けに最適化するための Google のガイド」)。そのランキングについてGoogleは、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)そのものは特定のランキング要因ではないものの、E-E-A-Tに優れたコンテンツを見分けられる要素を組み合わせて使っているとしています(Google検索セントラル公式「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」)。なかでも「Experience(経験)」は最大の差別化要因です。AIはWeb上の情報から文章を生成できますが、現場での実体験や自社固有のデータは再現できません。「自社の導入支援実績から得た知見」「顧客アンケートの生の声」「3年間の運用で判明したリアルなデメリット」といった一次情報は、他サイトにない独自性を持ちます。著者名・専門資格・プロフィールをページ内に明示し、引用する外部データには調査主体と発表時期を必ず付記することで、信頼性の評価をさらに高められます。AI概要に引用されるページの条件と合わせて確認しておくと、実装の優先順位が整理しやすくなります。
FAQ・構造化データのマークアップとAI引用のしやすさ
構造化データの実装は、Googleがページの内容を正確に把握するうえでのベストプラクティスです。ただし注意点が2つあります。第一に、Googleは2026年5月7日をもってFAQリッチリザルト機能のサポートを終了しており、FAQスキーマが検索結果の外観に与える効果は現在限定的です。第二に、構造化データの実装が「AI概要に引用されやすくなる」という直接的な因果関係は、Google公式仕様として明示されていません。実装する際は「ページの読者に表示されないコンテンツをマークアップしない」「ページコンテンツを正確に反映させる」というGoogle公式ガイドラインを遵守することが前提です。FAQセクションを本文に設ける場合も、マークアップの効果に期待するよりも、クエリとの対応関係と一次情報の充実を優先して設計してください。
クエリ選定後の効果測定と見直しサイクルの作り方
クエリを選定してコンテンツを実装した後は、数値で効果を検証し、定期的に見直すサイクルを確立することが重要です。
Search ConsoleでのAI概要引用・インプレッション変化の把握方法
2026年8月31日、Google Search Consoleに「生成AIパフォーマンスレポート」が世界中のすべてのウェブサイト向けに正式リリースされました。このレポートでは以下の情報を確認できます。
- 生成AI機能からのオーガニックインプレッション数の時系列推移
- AIインプレッションが最も高い・低いページの一覧
- インプレッションの発生元(デバイス・国別)
生成AIパフォーマンスレポートは、通常のパフォーマンスレポートとは別の専用ビューとして提供されます。
ただし、把握できるのはGoogle検索内の自社サイトへのインプレッションに限られます。ChatGPT・Claude・Perplexityなど他のAI検索での引用状況はSearch Consoleでは計測できないため、それらの把握には別途専用ツールが必要です。
表示率・CTR・コンバージョンをセットで見るKPI設計
AIインプレッション数の増加だけを追うのは不十分です。AI概要に引用されてもクリックが発生しなければ、事業への貢献は限定的になる傾向があります。以下の指標をセットで設計してください。
| KPI | 確認場所 | 見るポイント |
|---|---|---|
| AIインプレッション数 | 生成AIパフォーマンスレポート | 引用されているか |
| クリック数・CTR | パフォーマンスレポート(ウェブ) | 流入につながっているか |
| セッション数 | Google Analytics等 | サイト内行動への接続 |
| コンバージョン数 | Google Analytics等 | 最終的な事業貢献 |
AI概要の表示対象クエリはGoogleのアルゴリズム変更にともなって継続的に変化しています。月次または四半期ごとに生成AIパフォーマンスレポートの数値を確認し、引用されているページ・されていないページを洗い出して優先クエリを更新するサイクルを組み込んでください。AI概要はすでに実験的な機能ではなく検索の中心的な仕組みへと成長しており、「一度決めたら終わり」という姿勢では継続的な引用の維持は難しいと言えます。引用されやすいページの条件を定期的に参照しながら、クエリ選定とコンテンツ最適化を継続的に繰り返すことが不可欠です。
よくある質問(FAQ)
Google AI概要はすべての検索で表示されるのですか?
いいえ、すべての検索で表示されるわけではありません。Googleの公式ヘルプによると、「従来の検索結果に対して付加価値があるとシステムが判断した場合にのみ表示される」とされており、通常はトリガーされない設計です。具体的な判断基準の詳細は公式情報として開示されていないため、どのクエリで必ず表示されるかを事前に断定することはできません。
クエリの種類によってAI概要の表示されやすさは変わりますか?
はい、クエリの種類によって表示傾向に明確な差があります。リテラ(2026年7月)の国内調査では、情報収集型(Knowクエリ)が75.1%と最も高く、次いで購買意図型(Buyクエリ)59.7%、方法・手順型(Doクエリ)57.2%、ナビゲーション型(Goクエリ)35.4%という順になっています。ただし数値は調査対象・時期によって変動するため、あくまで目安として参照してください。
「〇〇とは」のような情報系クエリを大量に狙えばサイトへの流入は増えますか?
情報系クエリを大量に狙っても、必ずしも流入やコンバージョンの増加にはつながりません。KnowクエリはAI概要の表示率が最も高い一方、答えがAI概要内で完結しやすいため、ユーザーがサイトへ訪問しないゼロクリックが起きやすい構造です。表示率だけでなく、ビジネス貢献度との掛け合わせでクエリを選定することが重要です。
地域名や店舗名を含む検索でも、AI概要への掲載を狙うべきですか?
地域名・店舗名を含むローカル検索クエリは、AI概要への掲載対策よりもGoogleビジネスプロフィールの最適化などローカルSEOにリソースを集中させる判断が合理的です。Googleは特定のWebサイトへの直接到達を目的とした検索でAI概要を起動しにくい設計としており、ローカル検索はその典型にあたると考えられます。表示率の一次データは公開されていないため断定はできませんが、地域集客を主軸とする事業者にとって優先度は低いといえます。
AI概要に自社サイトが引用されているかどうかは、どこで確認できますか?
Google Search Consoleの「生成AIパフォーマンスレポート」で確認できます。このレポートでは、生成AI機能からのオーガニックインプレッション数の推移・AIインプレッションが高いページの一覧・AIに表示されている具体的なURLをページ単位で把握できます。2026年8月31日に世界中のすべてのウェブサイト向けに正式リリースされており、従来のパフォーマンスレポートとは別の専用ビューで確認する形になっています。
選んだクエリ、AI概要にどう映っているか確認できていますか?
- 狙ったクエリでAI概要に自社ページが出ているか把握できていますか?
- コンテンツを直した後、生成AI検索での見え方を見直せていますか?
- 表示の変化に気づかないまま放置しているページはありませんか?
生成AI検索での見え方をURLを入れて診断できます(月2回)。
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まとめ
AI概要はKnowクエリで表示率が高くローカル・トランザクション系では低いという傾向を踏まえ、表示率だけでなくビジネス貢献度との掛け合わせでクエリを選定することが、効果的な施策の起点です。選定したクエリへの見出し対応・一次情報・構造化データの実装を継続しながら、AI概要の対象範囲は今後も拡大し続けるため、定期的な再評価サイクルを組み込んでおく必要があります。まずはGoogle Search Consoleで自社サイトへの流入クエリを確認し、AI概要が表示されているものとそうでないものを分類するところから着手してください。
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