【2025年最新】ツイートエンゲージャーとは?X(旧Twitter)で反応ユーザーを抽出・活用する方法を徹底解説

X(旧Twitter)におけるマーケティングでは、単なる「いいね」数やフォロワー数だけで評価していては不十分です。重要なのは、エンゲージメントを起点にいかに効果的な施策へつなげるか。その中核を担うのが「ツイートエンゲージャー」です。本記事では、ツイートエンゲージャーの全体像から具体的な活用法まで詳しく解説します。
SNS広告、ちゃんと“効果が出る形”で使えていますか?
- 代理店に任せてるけど、正直ちゃんと見てるのか不安…
- 出稿したけど反応ゼロ、コストだけかさんでしまった
- 広告の設定やタグ設定、誰かにチェックしてほしい
広告やタグ設定の確認や代理店の対応まで、一度プロに見てもらいませんか?もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

目次
ツイートエンゲージャーとは?
基本定義
ツイートエンゲージャーとは、特定ツイートに対してエンゲージメント(いいね・リポスト・返信など)を行ったユーザーを対象に、リターゲティング広告を配信できるX広告の機能です。ユーザーの関心度に基づいて広告ターゲットを絞り込むことが可能になります。
この機能はX広告マネージャー上で設定できるもので、独立した「分析ツール」ではありません。分析機能は別途ツールやレポートによって補完する必要があります。
抽出できるエンゲージメントの種類
- いいね
- リポスト(旧リツイート)
- 返信
- ブックマーク
- 詳細表示・リンククリック・プロフィールクリック
- メディア再生(動画・画像) など
Retention(保持期間)
- エンゲージメント済みユーザー:最大90日間
- インプレッションのみユーザー:最大30日間
オーディエンス規模の目安
- 推奨最低規模:1,000ユーザー以上(配信開始速度と学習精度を両立)
- 小規模の場合は複数ツイートを束ねる
こうしたデータを活用することで、関心度の高いユーザーに直接リーチできる強力な武器となります。
ツイートエンゲージャーでできること
エンゲージメントベースのターゲティング
X広告のターゲティング設定において、「ツイートの表示歴またはエンゲージメント歴のあるユーザー」を対象に広告を配信できます。関心を示したユーザーに対して広告を再表示することで、コンバージョン率向上が期待できます。
設定方法(概要)
- 広告グループ作成画面で「ターゲティング詳細設定」を開く
- 「追加オプション」から「ツイートエンゲージメントベースのターゲティング」を選択
- 対象とするツイートの種別(オーガニック/キャンペーン含む)を指定
- リターゲティングするユーザー条件を指定(表示のみ/エンゲージメント含む)
※オーガニックツイートを基にしたターゲティングは、最大40日間の有効期間があります。
キャンペーンやイベント施策との連携
・新商品の投稿に反応したユーザーに、後日クーポン広告を表示
・イベント告知に反応した人に、リマインドや事後アンケート広告を配信
このように、エンゲージメントを「タッチポイント」として活用し、広告の精度と費用対効果を高めることが可能です。エンゲージメントが高いアカウントを発見し、インフルエンサーマーケティングの起点とすることも可能です。
ツイートエンゲージャーの活用ケース
キャンペーン参加者リストの作成
新商品キャンペーンツイートへのリアクションユーザーをリスト化し、ターゲティング広告を配信する施策。
インフルエンサーリスト作成
特定ジャンルの投稿に高頻度で反応するユーザーを抽出し、PR依頼先候補リストとして活用。
イベント告知の事前事後施策
イベント告知ツイートに反応したユーザーに対して、リマインドメッセージや事後アンケートを送付。
ツイートエンゲージャー導入時にチェックしたい3つのポイント
目的に合ったターゲティング精度が得られるか
求める粒度のデータが取得できるか事前に確認しましょう。ターゲティングボリュームが不足し、配信がほとんど行われない場合があります。
対応しているエンゲージメント種類は十分か
「いいね」だけでなく、「リポスト」や「返信」など、どのエンゲージメントをターゲティングに含めるかを確認しましょう。
コストパフォーマンスは適切か
配信後の効果を確認し、エンゲージメントの種類や配信クリエイティブを適宜見直しましょう。
ツイートエンゲージャーに関するよくある質問
ツイートエンゲージャーはどんなマーケティング施策に向いていますか?
キャンペーン施策やイベント施策、インフルエンサーマーケティングなど、エンゲージメントを起点にターゲットリストを作成する施策に特に向いています。また、ユーザーの興味関心データをもとに広告の精度を高めるリターゲティング施策にも活用できます。
エンゲージメント対象ユーザーに直接DMを送っても問題ありませんか?
X(旧Twitter)のプラットフォームポリシーでは、スパム的なDM送信を禁止しています。対象ユーザーへのダイレクトメッセージは、適切な頻度と内容で行いましょう。一方的な営業メッセージの大量送信はアカウント停止リスクを高めるため、慎重な運用が必要です。
まとめ
ツイートエンゲージャーは、従来型のフォロワーターゲティングでは拾えなかった興味関心の温度感を捉え、広告ROIを大きく押し上げる武器です。
従来型のフォロワー施策に限界を感じているマーケターにとって、エンゲージメント起点でのアプローチは今後ますます重要性を増すでしょう。
SNS広告、ちゃんと“効果が出る形”で使えていますか?
- 代理店に任せてるけど、正直ちゃんと見てるのか不安…
- 出稿したけど反応ゼロ、コストだけかさんでしまった
- 広告の設定やタグ設定、誰かにチェックしてほしい
広告やタグ設定の確認や代理店の対応まで、一度プロに見てもらいませんか?もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
この記事を読んだ方におすすめの記事はこちら
