【2025年最新】X(旧Twitter)認証バッジとは?公式マークを味方にして信頼を勝ち取る最強の活用法

X(旧Twitter)の認証バッジは、アカウントの信頼性を示す重要な指標として知られています。
2023年のプラットフォーム刷新に伴い、システムが大きく変更され、現在は青色・金色・グレーの3種類のバッジが、それぞれ異なる役割を担っています。
本記事では、各認証バッジの種類や機能、申請方法まで、わかりやすく解説していきます。
目次
X(旧Twitter)認証バッジとは?
X(旧Twitter)の認証済みアカウントには、アカウント名の隣にチェックマークのバッジが表示されます。 このバッジはX社が公式に認定したアカウントだということを証明するための証です。
以前は、認証バッジはアカウントが「本物、著名、かつアクティブ」であることを示していました。現在は認証の仕組みが変更され、後述のXプレミアムに加入している人は誰でも、特定の基準を満たしていれば、認証を受けることができます。
したがって、青いチェックマークはそのアカウントの注目度を意味するわけではありません。
X(旧Twitter)認証バッジの種類
Xの認証バッジは「ブルーバッジ」「ゴールドバッジ」「グレーバッジ」の3種類が存在しています。個人・法人を問わず基本はブルーバッジの認証となりますが、企業や組織の場合はゴールドバッジ、政府機関や多国籍機関の場合はグレーバッジを取得することもできます。
青バッジ(Xプレミアム)
Xプレミアムに加入し、所定の条件を満たす場合に付与されます。
青バッジを獲得するための条件は、以下の通りです。
- 表示名とプロフィール画像が設定されていること
- 対象のアカウントが過去30日間にわたってアクティブであること
- 対象のアカウントには、確認済みの電話番号が登録されていること
- 欺瞞的行為に加担していないこと
上記の基準を満たすと、アカウントに青バッジが表示されます。
金バッジ(X認証済み組織)
金バッジは企業や組織、非営利団体のアカウントがX認証済み組織の登録申請をおこない、審査により承認を受けた場合に付与されます。
バッジを獲得するための条件は、以下の通りです。
- 組織の正しい表示名とプロフィール画像、自己紹介が設定されていること
- 対象のアカウントがアクティブであること
- 組織のメールアドレス、ウェブサイトドメインを保有していること
灰色バッジ
政府機関または多国間機関を代表するアカウントが取得可能です。アカウント審査により承認を受けた場合に付与されます。
X(旧Twitter)の認証バッジを取得するメリット
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X(旧Twitter)の認証バッジを取得するメリットは、大きく分けて以下の3点です。
アカウントの信頼性が高くなる
認証バッジは企業アカウントの公式性を示すため、顧客に対して安心感を与えます。企業の発信する情報が信頼されることで、ブランディングが強化され、顧客の継続的な商品やサービスの利用につながります。
アカウントのなりすましを防げる
認証バッジを取得することで、企業アカウントのなりすましを防止し、ブランドの一貫性と安全性を保ちます。
認証バッジによる広告効果
認証バッジがあることで、X広告の利用可能になり、ターゲットとなるユーザーに効果的にアプローチできます。
X(旧Twitter)認証バッジの取得方法
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認証バッジ取得方法について、3つのパターンを紹介します。
Xプレミアムで青バッジを取得する方法
- Twitter・X公式サイトのサイドメニューから「プレミアム」を選択。
- 「ベーシック」「プレミアム」「プレミアムプラス」のいずれかを選択。
- 「1年プラン」「1ヶ月プラン」のいずれかを選択。
- 「サブスクライブして支払う」をクリック。
なお、青色の認証バッジを獲得するためには先述で紹介した条件を満たしている必要があります。
X認証済み組織で金バッジを取得する方法
- Xアカウントにログインした状態で「認証済み組織の申請」にアクセス。
- 「ベーシック」「フルアクセス」のいずれかを選択。
- 「1年プラン」「1ヶ月プラン」のいずれかを選択。
- 必要情報を記入して「送信」をクリック。
上記手順後に審査が開始され、承認されれば金の認証バッジが付与されます。
灰色バッジを取得する方法
以下の資格基準を満たしたXアカウントでフォームから応募します。
- 政府関係者
- 国家レベル: 国家元首 (大統領、君主、首相) とその副大統領および配偶者、内閣メンバーまたは大臣とその副大統領、議会または国会議員、政府機関の報道官、および大使。
- 州レベル: 知事および首相。
- 政府機関
国家、州、地方レベル: 政府機関、省庁、およびその専門部門、立法機関およびその委員会、大使館および領事館。 - 多国間組織
世界、地域、国家レベル: 国際政府組織および機関、超国家組織。 - 多国間個人
グローバルレベル: 国際政府組織の長および副長。
各認証バッジの申請費用

ここではそれぞれの認証バッジの申請費用について紹介します。
青バッジ取得のためのXプレミアム加入費用
項目 | ウェブ申込み | スマホアプリ申込み(iOS/Android) |
---|---|---|
取得方法 | X公式ウェブサイトからX Premium加入 | App Store / Google Play経由でX Premium加入 |
月額料金(日本円) | 約 ¥980(Premium) | 約 ¥1,380〜¥1,490(プレミアム手数料込み) |
年額料金 | 約 ¥10,280 | 年額プランなし(継続課金のみ) |
料金差異 | 安価で割安 | Apple/Googleの手数料上乗せで高くなる |
支払い方法 | クレジットカード、PayPal等 | Apple ID/Googleアカウント決済 |
Webサイト経由の方が、スマホアプリよりも割安となります。また、不定期ですがセール価格での提供も行っています。
金バッジ取得のためのX認証済み組織加入費用
項目 | ウェブ申込み | スマホアプリ申込み |
---|---|---|
取得方法 | Verified Organizations登録・審査 | スマホアプリからの申込みは基本不可 |
月額料金(日本円) | Basic:約 ¥28,000 Full:約 ¥135,000 | なし(ウェブからのみ受付) |
支払い方法 | 法人クレジットカード等 | なし |
また、関連アカウントを追加ごとに月額8,000円の費用が発生します。
灰色バッジ取得のための費用
項目 | ウェブ申込み | スマホアプリ申込み |
---|---|---|
取得方法 | Verified Organizationsの政府機関向け審査 | なし(ウェブ申込みのみ) |
月額料金(日本円) | 約 ¥28,000〜¥135,000 | なし |
支払い方法 | 政府機関の財務決済・法人カード等 | なし |
審査で承認されれば、無料で取得が可能です。
認証バッチを活用するための運用法
X認証バッチは、アカウントの信頼性を示す強力なシンボルです。しかし、それをただ取得するだけでは十分な効果は得られません。認証バッチを最大限に活かすためには、戦略的な運用が欠かせません。
フォロワー増加に向けたマーケティング戦略
X認証バッチは公式の証明であり、ユーザーからの信頼度が高いアカウントとして認識されます。これを活かしてフォロワーを増やすためには、まず「認証バッチがあるからこそ見られる特別感」を演出するのがポイントです。例えば、認証アカウント限定のライブ配信やキャンペーンを実施し、限定情報やプレゼントを提供することでフォロワーの獲得を促進できます。また、認証バッチを持つことでコラボのオファーが増えやすくなるため、業界のインフルエンサーや関連企業との共同投稿やクロスプロモーションを積極的に行い、相互のフォロワーにリーチしましょう。さらに、定期的にハッシュタグキャンペーンを開催し、認証アカウントの信用力を活かしてユーザー参加型の投稿を増やすことで、拡散効果も期待できます。
広告出稿とX認証の関連性
広告において、X認証バッチの有無はユーザーの反応に大きく影響します。広告の設計段階で、認証アカウント限定のプロモーションツイートや動画広告を制作し、広告文中に「公式認証済み」などの文言を入れると効果的です。また、認証アカウントのフォロワー層を活用したターゲティング広告を設定し、興味関心の高いユーザーにピンポイントでアプローチしましょう。これにより、無駄な広告費を削減しつつコンバージョン率の高い広告運用が可能になります。
ユーザーからの信頼を築くための運用ポイント
認証バッチがあるからといって、ただ放置していれば信頼は得られません。まずは投稿の内容を「正確でわかりやすい情報発信」に徹しましょう。例えば、業界の最新ニュースをタイムリーに紹介したり、自社サービスの裏話や開発秘話を公開することでユーザーの興味を引き、親近感を高められます。
また、ユーザーからのリプライやDMには24時間以内に必ず返信する体制を整え、丁寧かつ誠実な対応を心がけることが重要です。さらに、トラブルや誤解が発生した場合は速やかに説明や謝罪ツイートを行い、透明性のある運用を行うことで信頼度がアップします。加えて、定期的にフォロワーからのフィードバックを募集し、その意見を反映させることでユーザーとの関係を強化しましょう。
2025年最新! X認証バッジの最新トレンド
X認証バッジは単なる公式マークではなく、SNS上での信頼性や影響力を大きく左右する重要な要素となっています。2025年に入り、Xのアルゴリズムの変化や広告運用の要件として認証バッジの価値がさらに高まっているのが現状です。
アルゴリズムの変化と認証バッジの影響
Xのアルゴリズムは「精読志向」に進化し、投稿の表示優先順位は「反応率」ではなく、「滞在時間」「クリック」「拡張表示」などの精読行動が重視されるようになりました。認証バッジを持つアカウントは、アルゴリズム上でも優遇されやすく、投稿の露出が増加する傾向があります。
広告出稿と認証バッジの関連性
Xで広告を出稿するためには、アカウントが認証バッジを保有していることが必要条件となっています。認証バッジを持つことで、広告の信頼性が向上し、ユーザーの反応が良くなる傾向があります。
X認証バッチに関するよくある質問
以下は「X認証バッチ(旧Twitter認証バッジ)」に関するよくある質問です。
誰でも認証バッチを取得できますか?
一定の条件を満たせば誰でも取得可能です。ただし、Xの審査によってバッジが取り消される可能性もあります。
青いバッジ以外にも種類はありますか?
はい、以下の種類があります。
- 青色バッジ:X Premium加入ユーザー
- 金色バッジ:公式なビジネスアカウント
- 灰色バッジ:政府機関や公的機関など
認証バッチをつけたくない場合はどうすれば?
バッジの表示を希望しない場合、一部のX Premium加入者は表示をオフにすることができます。ただし、機能は随時変更されているため、設定画面を確認してください。
認証バッジが急に消えたのはなぜ?
以下の理由が考えられます。
- X Premiumの解約
- 規約違反による削除
- アカウント情報の不備(例:偽名、虚偽プロフィール)
ビジネスアカウントとして金バッジを取得するには?
「Verified Organizations(認証済み組織)」という別サービスに申し込む必要があります(月額課金)。企業ロゴも表示できるなど、追加機能が提供されます。
なりすまし対策として有効ですか?
はい、認証バッチはなりすましの抑止や信頼性向上に役立ちます。ただし、バッジがあるからといって完全に安全とは限らず、公式発信かどうかは内容でも判断しましょう。
まとめ
認証バッジはX(旧Twitter)において、アカウントの公式性と信頼性を示す重要な要素です。この記事では、認証バッジの種類やそれぞれのメリット、さらに取得方法について詳しく解説しました。 企業にとって認証バッジの取得は、ブランドの信頼性を向上させ、マーケティング活動を効果的に行うための重要なステップです。ぜひこの記事を参考に、X(旧Twitter)の認証バッジを取得し、アカウントの信頼性と影響力を高めてください。