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【2025年最新】Z世代が選んだ!TikTokで最もフォローされている企業アカウントTOP10

【2025年最新】Z世代が選んだ!TikTokで最もフォローされている企業アカウントTOP10

キャラ?ニュース?それともネタ系?「バズる企業」はここが違った!

TikTokはいま、Z世代の情報収集と娯楽の中心的なプラットフォームです。企業アカウントもまた、ブランド認知の拡大や若年層への接点づくりとして注目されており、「バズる企業」=「TikTok戦略が上手い企業」と言っても過言ではありません。そこで今回は、2025年6月時点における日本国内の法人・サービス系TikTok公式アカウントのフォロワー数ランキングTOP10を徹底調査。なぜ伸びたのか?ジャンル別の傾向と共に調査します。

調査方法について

本ランキングは、2025年6月におけるTikTok上の国内企業・法人公式アカウントのフォロワー数をもとに作成。芸能人や個人クリエイターではなく、企業・ブランド・団体によるアカウントのみを対象としています。複数サービスを運営している場合は、アカウント単位で集計しています。

第10位 THE FIRST TAKE

フォロワー数:約230万人

@the_first_take #reGretGirl#デイドリーム / #THEFIRSTTAKE @reGretGirl(リグレットガール) ♬ デイドリーム – reGretGirl

音楽の“余韻”を切り取る、TikTok最適化の巧みさ

1発撮りというYouTubeの世界観を、TikTok用に短尺・編集で再構築。舞台裏カットや1シーン抜粋など、映像にストーリー性を持たせることで、「もっと見たい」「フルが気になる」といった感情を自然に引き出しています。音楽ファンの没入をうまく誘導する設計が秀逸です。

第9位 PayPay株式会社

フォロワー数:約230万

@official.paypay PayPayのおすすめポイントはどこですか? PayPayの「送る・受け取る」機能を使えば、 遠くに離れた家族や友人にすぐに送れます🙌 #PayPay ♬ オリジナル楽曲 – PayPay株式会社

お金の話を“面白く”見せる、企業広報の新モデル

金融サービスでありながら、投稿はネタ系・踊ってみた系が中心。「まさかのPayPayがこんなことを?」というギャップと親しみやすさが若年層の心を掴んでいます。ポイントキャンペーンとの連動もあり、自然にアプリ利用へ誘導する導線も巧妙です。

第8位 日テレニュース

フォロワー数:約280万人

@ntv.news 盗難アルファードが暴力団に? 住吉会本部に家宅捜索 #日テレnews #tiktokでニュース ♬ オリジナル楽曲 – 日テレニュース

ニュースを「短く・わかりやすく・見やすく」届ける工夫

政治・事件・社会問題などを30秒〜1分程度にまとめ、縦型画面に最適化された字幕付き動画を投稿。従来のテレビニュースとは異なるテンポと視覚演出が、若年層の情報接触スタイルにフィットしています。「信頼できる情報をラフに届ける」スタンスが好感を呼んでいます。

第7位 SEGA Official

フォロワー数:約280万人

@segaofficial 最高の友達😆 #ソニック #sonic #セガ #sega #sonicbirthday #そらっち ♬ original sound – Josie Balka

ゲーム会社が見せる“遊び心”と“ノスタルジー”

セガのレトロゲームから最新タイトルまでを駆使し、懐かしさとユーモアでファンを魅了。「昔ハマってた!」「BGM聞いただけで泣ける」など、音や記憶に訴える構成がZ世代のエモ消費欲求を刺激。スタッフが登場する企画も多く、親近感ある演出が特徴です。

第6位 大京警備保障(Daikyo Security)

フォロワー数:約280万人

@dkykeibi_tokyo TikTokライバー事務所『divID』を設立いたしました。『才能に、無限の可能性を。』 divID株式会社 @divid_official_live ♬ オリジナル楽曲 – 大京警備保障/Daikyo Security

“まさかの企業”がバズる時代、TikTokが生んだスター警備員

警備業という堅いイメージを覆し、現場スタッフが出演するネタ動画やダンス投稿を発信。制服のまま踊る“ギャップ動画”がバズり、Z世代の笑いや共感を呼びました。業種の枠を超えたエンタメ性が、新しい企業ブランディングの形を提示しています。

第5位 ONE PIECE official

フォロワー数:約320万人

@onepiece.staff.official 尾田栄一郎の粋な仕掛け!#short #onepiece #くま#ルフィ#シャボンディ諸島#仲間がいるよTube ♬ オリジナル楽曲 – ONE PIECE official

アニメ名シーンの再発信で“推し活”を巻き起こす

バトルシーンや感動回の名場面を短尺で投稿し、「また泣いた」「この回好きだった」といった共感コメントが多数。キャラごとの切り抜きや、伏線系ハイライトも人気を集めています。長年のファンと新規層が共存するアカウント設計が巧妙です。

第4位 sanrio

フォロワー数:約370万人

@sanrio Official Trailer: My Melody & Kuromi 🎀 Premiering worldwide July 24. Only on @Netflix 💗💜 🎵Theme song:⁠ “Kawaii (Prod. Gen Hoshino)” by LE SSERAFIM #mymelodykuromi #netflix #sanrio #lesserafim ♬ original sound – sanrio

推しキャラと暮らす感覚を演出する“カワイイの極み”

シナモンやポムポムプリンなど人気キャラが出演する日常系動画が中心。リール的なテンポ感と、サンリオ特有の色彩・BGMが中毒性を生み、女子中高生を中心に熱狂的な支持を獲得。キャラと“日常を共有しているような”感覚が、エンゲージメントの高さを生んでいます。

第3位 テレ朝NEWS【公式】

フォロワー数:約430万人

@tv_asahi_news “ペットボトル症候群”って? 猛暑も“水分補給”にNG行為#テレ朝NEWS #tiktokでニュース ♬ オリジナル楽曲 – テレ朝NEWS【公式】

最速かつ視覚的に“わかるニュース”の提供で支持

タイムラインをスクロールしているだけで、重要ニュースが自然と目に入る設計に。災害速報や選挙結果など、世の中の動きをテンポよく整理し、視聴者の“知るコスト”を圧倒的に下げています。報道系でトップクラスの拡散力を誇ります。

第2位 トムとジェリーOfficial

フォロワー数:約680万人

@tomandjerry_jp

59年前の今日は、『勝利は我に』の公開日🎊 地下室で繰り広げられるふたりの喧嘩💥 トムVSジェリーでは、圧倒的にジェリーが一枚上手ですね💫 #トムとジェリー #トムジェリ #トムジェリ85周年 #tomandjerry #cartoon #animation

♬ オリジナル楽曲 – トムとジェリーOfficial

言葉いらずの“無敵コンテンツ”がTikTokでも健在

セリフのない物理ギャグと、短いシーンで完結する構成がTikTokとの相性抜群。字幕なしでも笑えるので、世代・言語を問わず再生数が伸びるのも納得。アニメの持つ“即理解性”と“反応しやすさ”を最大限に活かしたグローバルアカウントです。

第1位 Pokémon / ポケモン【公式】

フォロワー数:約870万人

@pokemon #イーブイフレンズ が勢揃い!?💕6月26日(木)に『 #ポケポケ 』の新しいテーマ拡張パック「 #イーブイガーデン 」が登場🌼 Eeveelution, assemble! 💕 All-New Themed Booster Pack ‘EEVEE GROVE’ coming to Pokémon TCG Pocket on 26th June 🌼 #イーブイ #シャワーズ #サンダース #ブースター #エーフィ #ブラッキー #リーフィア #グレイシア #ニンフィア #ポケモン #ポケットモンスター #ポケモンカードゲーム #ポケカ #Eevee #Vaporeon #Jolteon #Flareon #Espeon #Umbreon #Leafeon #Glaceon #Sylveon #Pokemon #Pokémon #PokemonCards #PokémonTradingCardGamePocket #EeveeGrove ♬ オリジナル楽曲 – Pokémon/ポケモン【公式】

“国民的キャラ×ショート動画”が生んだ圧倒的1位

ゲーム・カード・アニメすべてを横断したマルチコンテンツ戦略により、あらゆる層から支持を獲得。動画は高頻度更新で、どれも視覚に訴える鮮やかな演出が特徴。推しポケモンの登場やネタ要素を織り交ぜることで、ファン同士の拡散も自然発生しています。

ジャンル別分析:なぜ「キャラクター・アニメ系」が「報道・金融系」よりも強いのか?

TikTokにおけるフォロワー数は、「このアカウントの投稿を継続して見たい」「次の動画も気になる」と思わせる力の指標です。キャラクターやアニメ系のアカウントは、シリーズ的に楽しめる世界観や推しキャラの登場、定番の演出など、“ファンとして追いかけたくなる要素”を多く備えています。特にZ世代においては“推し活”が日常化しており、「このキャラがまた見たい」「次の登場が楽しみ」といった動機が自然とフォローに繋がります。

一方、報道や金融系アカウントは、情報性の高さや速報性に強みがあるものの、内容が単発的・時事的であるため、継続視聴やファン化につながりにくい傾向があります。また、報道系の投稿は「見たいときに検索する」スタイルが多く、アルゴリズムで流れてきた動画から即フォローという動きが起こりにくいのも特徴です。

結果として、「継続して楽しめる・好きでいたくなる」コンテンツ設計のあるキャラクター・アニメ系が、フォロワー数で優位に立ちやすいといえます。

【まとめ】TikTok企業アカウント成功の共通点:ファン化のしかけは「親近感×更新頻度×演出力」

2025年のTikTokランキングを見ると、フォロワー数の多い企業アカウントには明確な共通点がありました。それは、視覚的にキャッチーで、親しみやすく、かつ継続して見たくなる工夫が詰まっていることです。ポケモンやサンリオのようなキャラコンテンツはもちろん、警備会社や金融サービスといった業種でも、視聴者との“感情的な距離感”を縮める投稿が功を奏しています。TikTokでは情報を届けるだけでなく、「ユーザーと遊ぶ」「ファンを育てる」姿勢が成功に直結していると言えるでしょう。

プロフィール
葉山和奏
経済学部出身。 SEO記事を100本以上執筆し、オウンドメディアの企画・ディレクションを担当。 検索意図に応える記事構成と、実践的なSEOノウハウを提供。
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