【2026年最新】Blueskyとは?Xの代替SNSとして注目される分散型プラットフォームを徹底解説

Blueskyは、X(旧Twitter)の共同創業者ジャック・ドーシーらが発案し、現在は独立した運営体制に移行した分散型SNSです。2024年2月に招待制が廃止されて以降、急速にユーザー数を伸ばし、2026年現在では世界中で4,000万人以上が利用しています。Xの仕様変更に不満を持つユーザーの受け皿として、また「分散型」という新しい設計思想を持つSNSとして注目を集めています。今回は、Blueskyの概要から基本機能、XやThreadsとの違い、実際の始め方、企業の活用事例などについて詳しく解説します。

目次
Blueskyとは?

Blueskyは、X(旧Twitter)に代わる新しいテキストベースのSNSとして2019年に構想され、2023年に正式リリースされました。「かつてのTwitter」のような使い心地を求めるユーザーや、より自由で透明性の高いSNSを望むユーザーに支持されています。
Blueskyは、X(旧Twitter)の共同創業者で元CEOのジャック・ドーシー氏らによって発案されましたが、2024年に同氏は取締役を退任。現在はジェイ・グレイバーCEO率いる独立した公共利益会社(PBC)として、ユーザー中心の設計を追求しています。
2024年2月から誰でも利用可能に
Blueskyは2023年1月のリリース当初、招待制のクローズドベータ版として運営されていました。限られたユーザーのみが参加でき、既存ユーザーから招待コードを受け取らなければアカウントを作成できませんでした。しかし、2024年2月6日に招待制が廃止され、誰でも自由にアカウントを作成できるようになりました。この決断により、Blueskyは一般公開されたオープンなSNSとして新たなステージに入り、ユーザー数が爆発的に増加することになりました。
急速に広がるユーザー数の推移
招待制廃止後、Blueskyのユーザー数は急激に増加しています。2024年2月の一般公開時点では約300万人だったユーザー数は、同年10月には約1,300万人に達しました。特に2024年10月にXのブロック機能の仕様変更が発表された際には、わずか2日間で120万人以上の新規ユーザーを獲得し、大きな話題になりました。2024年11月の米大統領選挙前後にもユーザー数が急増し、2025年には2,000万人を突破しています。2026年1月現在、全世界で約4,000万人が利用しており、日本でもZ世代を中心にユーザーが増え続けています。
BlueskyとX(旧Twitter)の違い
BlueskyとXは見た目や基本機能が似ていますが、運営思想や技術的な仕組みには明確な違いがあります。ユーザーがどちらを選ぶべきか判断する上で重要なポイントを解説します。
分散型SNSと中央集権型SNSの仕組み
最も大きな違いは、SNSの設計思想です。Xは中央集権型SNSで、X社がすべてのデータを一つのサーバーで管理し、アルゴリズムやルールを決定します。運営会社の方針が変われば、ユーザーは従うしかありません。一方、Blueskyは分散型SNSで、AT Protocol(Authenticated Transfer Protocol)という技術を採用しています。複数のサーバーが協調してSNSを構成し、ユーザー自身がデータを管理できる仕組みです。万が一Blueskyのサービスが終了しても、ユーザーは自分のデータを保持したまま他のSNSに移行できます。運営会社への依存度が低く、ユーザーの権限が強いのがBlueskyの大きな特徴です。
機能面での比較一覧表
BlueskyとXの主要機能を比較すると以下のようになります。
| 項目 | Bluesky | X(旧Twitter) |
|---|---|---|
| 投稿文字数 | 300文字 | 無料版全角140文字、有料版最大25,000文字 |
| 画像投稿 | 可能(最大4枚) | 可能(最大4枚) |
| 動画投稿 | 可能(最大60秒〜10分程度/プランによる | 可能(無料版最大2分20秒、有料版最大4時間) |
| DM機能 | あり | あり |
| カスタムフィード | あり(自由にカスタマイズ可能) | 限定的 |
| 広告表示 | なし | あり |
| 有料プラン | あり(サブスクリプション) | あり(X Premium) |
| ドメイン認証 | 独自ドメインを使用可能 | 有料の認証バッジ |
| ユーザー数 | 約4,000万人 | 約5億人 |
投稿できる文字数は、Xが有料プランで最大25,000文字に対し、Blueskyは300文字です。Blueskyにはカスタムフィード機能があり、自分好みのタイムラインを作成できる点で優れています。
広告表示の有無
Xは広告表示がビジネスモデルの中心であり、タイムライン上に頻繁に広告が表示されます。有料プランのX Premiumに加入すれば広告が減少しますが、完全にゼロにはなりません。一方、Blueskyには2026年現在もタイムライン上に一般的な広告は表示されません。収益面では2024年末に導入された「有料サブスクリプション」を主軸としており、広告に頼らない運営を継続しています。タイムラインがコンテンツだけで構成されるため、情報収集がスムーズで快適に利用できます。
アルゴリズムの透明性
Xのタイムラインアルゴリズムは運営会社が管理し、ユーザーは基本的にコントロールできません。「おすすめ」タブには運営が選定した投稿が表示され、時には関心のない内容も多く含まれます。Blueskyは「カスタムフィード」機能により、ユーザー自身がタイムラインのアルゴリズムを選択・カスタマイズできます。時系列表示を選ぶこともできますし、特定のキーワードを含む投稿だけを表示したり、いいね数が一定以上の投稿のみをフィルタリングしたりと、自分の興味に合わせた情報収集が可能です。アルゴリズムの透明性が高く、ユーザーがコントロールできる点がBlueskyの大きな強みです。
Blueskyの特徴とメリット
Blueskyには、既存のSNSにはない独自の特徴があります。ユーザーの自由度を重視した設計が、多くの人に支持される理由となっています。
広告なしの快適な利用環境
2026年現在、Blueskyには一切の広告が表示されません。タイムラインを開くと、フォローしているアカウントの投稿やカスタムフィードで設定した内容だけが表示され、広告による中断がありません。多くのSNSでは、2〜3投稿ごとに広告が挿入され、コンテンツの閲覧が妨げられることがありますが、Blueskyではそのようなストレスがありません。情報収集やコミュニケーションに集中でき、純粋にSNSを楽しめる環境が整っています。将来的にはサブスクリプションモデルの導入を検討しているものの、広告なしの快適な環境が維持される見込みです。
カスタムフィード機能で自分好みのタイムラインを作成
Blueskyの最大の特徴の一つが、ユーザー自身がタイムラインのアルゴリズムをカスタマイズできる「カスタムフィード」機能です。例えば、「猫」というキーワードを含む投稿だけを表示するフィードや、いいね数が100以上の人気投稿だけを集めたフィード、画像付き投稿のみを表示するフィードなど、自由に設定できます。作成したカスタムフィードは公開でき、他のユーザーが作成したフィードも自由に利用できます。「イラスト特化フィード」「ニュース速報フィード」「趣味の投稿フィード」など、コミュニティが作成した様々なフィードを追加して、自分専用の情報収集環境を構築できます。この機能により、興味のない情報をフィルタリングし、本当に見たい情報だけを効率的に収集できます。
独自ドメインでアカウント認証が可能
企業や組織は、自社の独自ドメインをBlueskyのアカウント名として設定できます。通常のアカウント名は「@username.bsky.social」という形式ですが、独自ドメインを設定すると「@example.com」のように、ウェブサイトのドメインをそのままアカウント名にできます。これにより、公式アカウントであることが一目で分かり、なりすまし被害を防ぐことができます。Xの認証バッジは有料プランに含まれており、誰でも購入できるため信頼性が低下していますが、Blueskyのドメイン認証はDNS設定により技術的に証明されるため、確実に公式アカウントだと証明できます。これは企業のブランド保護にとって大きなメリットです。
データの所有権がユーザーにある
BlueskyはAT Protocolという分散型プロトコルを採用しており、ユーザーは自分のデータを自身で管理できます。中央集権型SNSでは、運営会社がサービスを終了すればユーザーのすべてのデータが失われますが、Blueskyでは万が一サービスが終了しても、ユーザーは自分のデータを保持したまま他のSNSに移行できます。投稿履歴、フォロワー情報、プロフィールなどのデータがユーザー自身の資産として扱われ、プラットフォームに縛られません。運営会社への依存度が低く、ユーザーの自由度が高いことが、長期的な安心感につながります。
Blueskyのデメリットと注意点
Blueskyには多くのメリットがありますが、発展途上のSNSであるがゆえのデメリットや制約も存在します。利用前に知っておくべき注意点を解説します。
ユーザー数がまだ少ない
2026年時点でBlueskyのユーザー数は約4,000万人であり、Xの約5億人、Instagramの20億人以上と比較すると圧倒的に少ない状況です。ユーザー数が少ないということは、情報の多様性や拡散力が限定的であることを意味します。特定の趣味や専門分野では、まだコミュニティが形成されていない場合があり、Xのような活発な議論や情報交換が難しいこともあります。
公式アカウントが少ない
企業や団体の公式アカウント、著名人やインフルエンサーのアカウントは、Xと比較するとまだ非常に少ない状況です。国内外の大手企業でもBlueskyに参入していない例が多く、公式情報を得るにはXやInstagramを利用する必要があります。ニュースメディアの公式アカウントも限定的で、速報性の高い情報収集にはXの方が優れています。Blueskyでフォローできるアカウントの種類が限られており、情報源の多様性という点では課題があります。
機能が発展途上
Blueskyはまだ発展途上のSNSであり、機能追加や仕様変更が頻繁に行われています。動画投稿機能は2024年9月に追加されたばかりで、編集機能や検索機能も他のSNSと比較すると制限があります。アプリの安定性についても、アクセス集中時にサーバーエラーが発生することがあります。また、スパム対策やモデレーション機能も改善の余地があり、今後の開発状況を見守る必要があります。利用者は「完成されたSNS」ではなく「成長中のSNS」として捉える必要があります。
Blueskyの始め方・登録方法
Blueskyのアカウント作成は非常にシンプルで、数分で完了します。実際の登録手順を詳しく解説します。
アカウント作成の手順
Blueskyのアカウント作成は以下の手順で進めます。

- アプリのダウンロード
App Store(iOS)またはGoogle Play Store(Android)で「Bluesky」と検索し、公式アプリをダウンロードします。ウェブブラウザ版も利用可能で、「bsky.app」にアクセスすることでも登録できます。 - アカウント作成を開始
アプリを開いたら「アカウントを作成」をタップします。2024年2月以降は招待コードが不要になったため、誰でもすぐに登録できます。 - メールアドレスまたは電話番号を入力
メールアドレスまたは電話番号を入力します。入力したアドレスまたは番号に確認コードが送信されるので、受信できるものを使用してください。 - 確認コードの入力
受信した確認コードを入力して、アカウントの認証を行います。 - パスワードの設定
ログインに使用するパスワードを設定します。セキュリティのため、推測されにくい強固なパスワードを設定しましょう。 - ハンドルネーム(ユーザー名)の設定
「@username.bsky.social」という形式のハンドルネームを設定します。このハンドルネームは後から変更可能ですが、他のユーザーがあなたを見つける際の識別子となるため、覚えやすく適切なものを選びましょう。 - 生年月日の入力
生年月日を入力します。13歳未満の場合はアカウントを作成できません。
これでアカウント作成は完了です。すぐにBlueskyを利用開始できます。
プロフィール設定のコツ
アカウント作成後は、プロフィールを充実させることで他のユーザーとのつながりを作りやすくなります。

- プロフィール画像とヘッダー画像の設定
プロフィール画像(アイコン)とヘッダー画像を設定しましょう。顔写真、イラスト、ロゴなど、自分を表現する画像を選びます。視覚的な印象が強いため、第一印象を左右する重要な要素です。 - 自己紹介文の記入
プロフィールの自己紹介文は、あなたがどんな人で、どんな内容を投稿するのかを簡潔に伝える場所です。趣味、関心事、職業、投稿テーマなどを記載しましょう。ハッシュタグを含めることで、同じ興味を持つユーザーに見つけてもらいやすくなります。 - Webサイトの追加
ブログ、ポートフォリオ、他のSNSアカウントなどのリンクを追加できます。自分の活動をより詳しく知ってもらうために活用しましょう。
フォローするアカウントの見つけ方
Blueskyを始めたばかりの時は、タイムラインが空っぽで寂しく感じるかもしれません。フォローするアカウントを見つける方法を紹介します。
- おすすめアカウントから選ぶ
アカウント作成時に、Blueskyがおすすめするアカウントが表示されます。興味のある分野やトピックに関連するアカウントをフォローしてみましょう。 - 検索機能を活用
検索バーにキーワードやハッシュタグを入力して、関心のあるトピックに関する投稿やアカウントを探せます。例えば「#イラスト」「#テクノロジー」「#読書」など、自分の趣味に合ったハッシュタグで検索してみましょう。 - カスタムフィードを追加
他のユーザーが作成したカスタムフィードを追加することで、特定のテーマに関する投稿を一覧できます。「フィード」タブから様々なカスタムフィードを探し、興味のあるものを追加してみましょう。 - 既存のSNSでつながっている人を探す
XやInstagramで既にフォローしている人がBlueskyを始めている場合、同じハンドルネームで検索すると見つかることがあります。
Blueskyの基本的な使い方
アカウントを作成したら、実際にBlueskyを使ってみましょう。基本的な操作方法を解説します。
投稿(ポスト)の方法
Blueskyで投稿(ポスト)するには、画面下部にある「+」ボタンまたはペンのアイコンをタップします。投稿作成画面が開くので、以下の要領で投稿を作成します。
- テキストの入力
最大300文字までのテキストを入力できます。日本語の場合、全角文字は1文字としてカウントされます。改行も可能で、読みやすい文章を心がけましょう。 - 画像の追加
カメラアイコンをタップして、最大4枚の画像を投稿に添付できます。端末のカメラロールから選択するか、その場で撮影することも可能です。 - 動画の追加
2024年9月に追加された機能で、最大60秒(有料プランでは最大10分程度)の動画をアップロードできます。短いクリップやGIFアニメーションの共有に便利です。 - ハッシュタグの活用
投稿にハッシュタグ(#キーワード)を含めることで、同じトピックに興味のあるユーザーに見つけてもらいやすくなります。 - 投稿の公開範囲
基本的にすべての投稿は公開されますが、特定のユーザーをメンション(@username)することで、そのユーザーに通知が届きます。
投稿内容を確認したら「投稿」ボタンをタップして公開します。
リポストといいね
他のユーザーの投稿に対して、以下のアクションができます。
- いいね
投稿が気に入ったら、ハートマークをタップして「いいね」を付けます。投稿者に通知が届き、共感を伝えられます。 - リポスト
他のユーザーの投稿を自分のフォロワーにも共有したい場合、リポストボタン(矢印マーク)をタップします。そのまま共有する「リポスト」と、自分のコメントを添えて共有する「引用リポスト」の2種類があります。 - リプライ(返信)
投稿に対して返信したい場合、吹き出しアイコンをタップしてリプライを書き込めます。会話のスレッドが形成され、他のユーザーも参加できます。 - 共有
投稿のリンクをコピーして、他のSNSやメッセージアプリで共有することもできます。
カスタムフィードの作り方
Blueskyの大きな特徴であるカスタムフィードの作成方法を解説します。
- 既存のフィードを追加する
まずは他のユーザーが作成したカスタムフィードを試してみましょう。画面下部の「フィード」タブをタップし、「フィードを探す」から興味のあるテーマのフィードを検索します。気に入ったフィードが見つかったら「追加」ボタンをタップすることで、自分のフィード一覧に追加できます。 - 自分でフィードを作成する
技術的な知識がある場合、自分でカスタムフィードを作成することも可能です。BlueskyのAPIを使用してフィードのアルゴリズムを定義し、特定の条件に合致する投稿を自動的に収集するフィードを構築できます。詳細は公式ドキュメントを参照してください。 - フィードの並び替え
追加したフィードは、長押しすることで並び替えができます。よく見るフィードを上位に配置して、効率的に情報収集しましょう。
ミュート・ブロック機能
不快なアカウントや見たくない内容をフィルタリングする機能も備わっています。
- ミュート機能
特定のユーザーの投稿をタイムラインに表示させたくない場合、そのユーザーをミュートできます。ユーザーのプロフィールページから「…」メニューを開き、「ミュート」を選択します。ミュートしたことは相手に通知されません。 - ブロック機能
特定のユーザーをブロックすると、そのユーザーはあなたの投稿を見られなくなり、あなたも相手の投稿を見なくなります。ブロックもユーザーのプロフィールページから実行できます。 - キーワードミュート
特定のキーワードを含む投稿を非表示にすることも可能です。設定メニューから「ミュートされた単語」を選択し、非表示にしたいキーワードを追加します。
Blueskyの料金体系
Blueskyの料金に関する情報をまとめます。現時点では完全無料で利用できますが、将来的な収益化プランについても解説します。
基本無料で利用可能
2026年現在、Blueskyは完全に無料で利用できます。アカウント作成、投稿、リポスト、いいね、カスタムフィード作成など、基本機能は無料ですが、高度なカスタマイズや高画質動画を求めるユーザー向けにサブスクリプションプランが用意されています。広告も一切表示されないため、快適に利用できます。
収益化プランについて
Blueskyの運営チームは、2024年末に導入された有料サブスクリプションにより、高画質動画の投稿などの付加機能が提供されています。ただし、基本機能は無料のまま維持し、追加機能や特典を提供する形での有料プランになる見込みです。「広告なし」という方針は維持される可能性が高いとされています。Xのように有料プランが必須になることはなく、無料ユーザーも引き続き快適に利用できる設計が予想されます。
企業のBluesky活用事例
日本国内でもBlueskyの公式アカウントを開設する企業が増えています。既にXで影響力を持つ企業が、新たなユーザー層へのリーチを目指してBlueskyを活用しています。
セガ公式アカウント

ゲーム開発・販売を行うセガは、Blueskyに早期参入した企業の一つです。2026年現在で約3.8万人のフォロワーを獲得しており、新作ゲームの発表、イベント情報、セール告知などを中心に投稿しています。プロフィールには「テスト運営中」の表記がありつつも、定期的に更新を続けています。XとBlueskyで投稿内容を使い分けながら、複数のプラットフォームでファンとの接点を作っています。特にゲームファンやクリエイター層が多いBlueskyの特性を活かし、コアなファンとのエンゲージメント強化に活用しています。
ウェザーニュース

気象情報サービスのウェザーニュースは、2026年現在で約2.7万人のフォロワーを持つ公式アカウントを運営しています。天気予報、台風情報、気象ニュースなどをリアルタイムで投稿しており、震度3以上の地震が観測された場合は自動でポストされる仕組みも導入しています。速報性の高い情報発信に適したプラットフォームとして活用されており、防災情報の提供にも力を入れています。XやYouTubeなど他のプラットフォームと連携しながら、多角的な情報発信を実現しています。
岩波書店

出版社の岩波書店は、「岩波書店」と「岩波書店自然科学書編集部」の2つのアカウントを運用しています。新刊案内、著者インタビュー、出版記念イベントなどの情報をこまめに投稿し、読書好きなユーザーとの接点を作っています。Blueskyのユーザー層には知識層や文化的な関心が高い人が多く、出版業界との親和性が高いことが活用の背景にあります。XとBlueskyを併用しながら、多様なユーザー層にリーチする戦略を取っています。
企業はBlueskyを活用すべきか
Blueskyは成長中のSNSですが、すべての企業にとって最適とは限りません。自社の戦略に合わせた判断が必要です。
試験運用から始める
Blueskyはまだ発展途上のSNSであり、機能追加や仕様変更が頻繁に行われています。また、ユーザー数も他の主要SNSと比較すると少ない状況です。そのため、いきなり本格的にリソースを投入するのではなく、まずはアカウントを作成し、自社のブランドや商品・サービスの情報発信に適しているかテスト運用してみることをおすすめします。投稿への反応やフォロワーの増加ペース、エンゲージメント率などを測定しながら、本格運用の判断をしましょう。少ない投稿頻度でも定期的に更新を続けることで、早期参入のメリットを享受できる可能性があります。
他SNSとの併用がおすすめ
現時点では、Xなど既存のSNSで既に影響力を持っている企業がBlueskyでもフォロワーを獲得しやすい傾向があります。Blueskyを単独で運用するのではなく、XやInstagram、Facebook、YouTubeなど他のSNSと併用し、相互に補完する形で活用するのが効果的です。各プラットフォームの特性を理解し、適切に使い分けることが重要です。例えば、Xは速報性やトレンド情報の発信に適しており、Blueskyはコアなファンとの深いエンゲージメント構築に向いています。同じ内容を複数のSNSに投稿する「クロスポスト」も有効な戦略です。
ターゲット層の見極めが重要
Blueskyに限らず、SNS運用では「誰に・どんな価値を提供するか」というコンセプトを明確にする「戦略立案・ペルソナ設計」が重要です。ターゲットとするユーザー層がBlueskyを利用しているか、自社のメッセージがBlueskyの雰囲気に合っているかを検討した上で、運用方針を決めましょう。Blueskyのユーザー層は比較的若く、テクノロジーやカルチャーに関心が高い傾向があります。また、Xの仕様変更に不満を持つユーザーが多く、「かつてのTwitter」のような雰囲気を求めています。このようなユーザー特性を理解し、自社のブランドとの親和性を見極めることが成功の鍵です。
Blueskyに関するよくある質問(FAQ)
Blueskyは無料で使えますか?
はい、2026年現在、Blueskyは無料で利用できます。アカウント作成、投稿、リポスト、いいね、カスタムフィード作成など、すべての基本機能が無料で提供されています。広告も一切表示されないため、快適に利用できます。
Blueskyの登録に招待コードは必要ですか?
いいえ、2024年2月6日以降、招待コードは不要です。誰でも自由にアカウントを作成できます。App StoreまたはGoogle Play Storeから公式アプリをダウンロードし、メールアドレスまたは電話番号で簡単に登録できます。
BlueskyとThreadsの違いは何ですか?
BlueskyとThreadsはどちらもXの代替として注目されるSNSですが、いくつかの違いがあります。ThreadsはMeta(旧Facebook)が運営しており、Instagramアカウントと連携して利用します。Blueskyは独立した企業が運営し、分散型プロトコルを採用しています。機能面では、Threadsは最大500文字の投稿が可能で、BlueskyのようなカスタムフィードはありませんがInstagramとの統合が強みです。
Blueskyのアカウント名(ハンドルネーム)は変更できますか?
はい、Blueskyのハンドルネームはいつでも変更できます。設定メニューから「ハンドル」を選択し、新しいハンドルネームを入力するだけです。ただし、既に他のユーザーが使用しているハンドルネームは選択できません。独自ドメインを持っている場合は、そのドメインをハンドルネームとして設定することも可能です。
まとめ
今回の記事では、Blueskyの概要や機能、XやThreadsとの違い、実際の始め方、企業の活用事例などを詳しく解説しました。Blueskyは分散型SNSとして、ユーザー自身がデータを管理でき、広告のない快適な環境で利用できるのが強みです。カスタムフィード機能により、自分の興味に合わせた情報収集が可能で、Xの仕様変更に不満を持つユーザーの受け皿として成長を続けています。2026年現在、ユーザー数は約4,000万人に達し、日本国内でも徐々に企業の公式アカウントが増えています。企業にとっては、新たなユーザー層へのリーチ手段として注目すべきプラットフォームといえるでしょう。まずは試験運用から始め、自社のブランドやターゲット層との親和性を見極めながら、XなどのSNSと併用する形での活用をおすすめします。
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