日本で最もリポストされたX(旧Twitter)投稿トップ5!バズる投稿の秘密を独自調査

SNSで爆発的に拡散される投稿には、一体どんな秘密があるのか?2025年6月現在、日本で最もリポストされた投稿トップ5を調査してみました。数十万、数百万のリポストを獲得したコンテンツから見えてきた、現代のバズの法則とは一体何でしょうか。
目次
検証方法
2025年6月19日時点で、日本で最もリポスト(リツイート)された投稿を独自調査。各投稿の拡散要因を詳しく分析してみました。
第5位:きくちゆうき「100日後に死ぬワニ」最終話
日本で5番目にリポストされた投稿は、『きくちゆうき「100日後に死ぬワニ」最終話』でした。
リポスト数:60万
毎日欠かさず投稿される連載の最終回として、多くの読者が感情移入した状態で迎えた投稿でした。お金やプレゼントではなく、純粋にコンテンツの力で人々の心を動かした稀有な例と言えます。X(旧Twitter)上での連載漫画という新しいメディア形態を確立し、後の多くのクリエイターに影響を与えました。
第4位:前澤友作の「RT数×10円」お金配り企画
日本で4番目にリポストされた投稿は、『前澤友作の「RT数×10円」お金配り企画』でした。
リポスト数:144万
リポスト数に応じて配布金額が決まるという、これまでにない画期的な仕組みが話題を呼びました。フォロワー1,000万人記念という明確な理由があることで、単なるお金配りではなく参加への心理的ハードルを下げています。さらに「500万RTで倍配り」という目標設定により、ユーザー同士で拡散を促し合う構造を巧妙に作り出していました。
第3位:HIKAKINの「#ヒカキンサンタ」iPhone大量プレゼント企画
日本で3番目にリポストされた投稿は、『HIKAKINの「#ヒカキンサンタ」iPhone大量プレゼント企画』でした。
リポスト数:154万
クリスマス直前の12月という、最もプレゼント需要が高まる時期を狙った戦略的な投稿でした。iPhone 13を103名にプレゼントという具体的で分かりやすい内容が、多くの人の参加意欲を刺激しました。また、詳細をYouTube動画で説明することで、信頼性を高めつつ複数プラットフォームでの拡散を実現しています。
第2位:前澤友作の「総額10億円」史上最大級お年玉企画
日本で2番目にリポストされた投稿は、『前澤友作の「総額10億円」史上最大級お年玉企画』でした。
リポスト数:302万
個人が行うプレゼント企画としては史上最大級の「総額10億円」という金額設定で、メディアでも大きく取り上げられました。新年のお年玉という日本の文化と完全にマッチした企画タイミングが絶妙だったと言えます。また、高額すぎて疑われがちな企画を、YouTube動画での詳細説明によって信頼性を担保していました。
第1位:前澤友作の「総額1億円のお年玉」ZOZOTOWN連動企画
日本で1番目にリポストされた投稿は、『前澤友作の「総額1億円のお年玉」ZOZOTOWN連動企画』でした。
リポスト数:375万
ZOZOTOWNの売上100億円突破という実際のビジネス成果を理由にした企画で、説得力を持たせていました。お年玉文化と新春セールのタイミングを完璧に組み合わせた戦略的な投稿でした。単なるプレゼント企画ではなく、「史上最速100億円突破」というビジネス報告としてのニュース価値も持たせることで注目度を高めています。
【注目ポイント】なぜ10億円より1億円の方が多くリポストされたのか?
興味深いことに、総額10億円の企画(第2位)よりも、総額1億円の企画(第1位)の方が多くリポストされています。これは投稿タイミングの違いが大きな要因と考えられます。1億円企画は2019年1月、10億円企画は2020年1月の投稿で、前者の方がX(旧Twitter)の利用者数やリポスト文化が異なる時期だったことが関係している可能性があります。
まとめ:バズる投稿の3つの共通法則
1. 圧倒的な「規模感」でインパクトを演出
トップ5の投稿を見てみると、誰もが驚く規模感が共通していることがわかりますね。「総額10億円」「100日連載」「1,000万円分プレゼント」など、従来の常識を超える数字でまず注目を集めているんです。
2. 「参加しやすさ」と「見返りの大きさ」のバランス
興味深いのは、フォロー&リポストという簡単な参加方法でありながら、得られるリターンが破格だということ。この「コスパの良さ」が拡散の原動力となっているようですね。
3. 「タイミング」を計算し尽くした投稿戦略
また、お正月、年末、記念日など、人々の関心が高まる時期を狙い撃ちしていることも見逃せません。さらに企業の売上発表やフォロワー数到達など、投稿する「理由」も明確に用意されているんですね。
こうして分析してみると、これらの法則を理解することで、次世代のバズコンテンツ創出のヒントが見えてくるのではないでしょうか。