TikTokフォロワー数が一番多い日本人は誰?TOP15からバズの秘密を探る!

TikTokはいまや“バズ”の最前線。10代〜30代を中心に、テレビや雑誌を超える影響力を持つプラットフォームとして定着しています。そこで今回は、2025年6月時点での日本TikTokフォロワー数ランキングTOP15を発表。なぜ彼らは多くの人を惹きつけ、フォロワーを獲得できたのか? 投稿設計や世界戦略などを含めて、1人ひとりの魅力を深掘りします。
目次
- 1 調査方法について
- 2 第15位 大平修蔵(SHUZO)
- 3 第14位 コグミ(kogumi)
- 4 第13位 Pokémon/ポケモン【公式】
- 5 第12位 バズマジシャン シンシン
- 6 第11位 うちやまさん1005
- 7 第10位 パンナ
- 8 第9位 景井ひな
- 9 第8位 早拓
- 10 第7位 しゅん(おおしま兄妹)
- 11 第6位 ISSEI/世界の英雄になる男
- 12 第5位 マイケル・ジャクソン
- 13 第4位 Saito さいとう
- 14 第3位 ウエスP(植草さん/ウエスP)
- 15 第2位 じゅんや/じゅんや
- 16 第1位 バヤシ
- 17 なぜ“しゃべらない動画”は、ネタ系よりも拡散されるのか?
- 18 まとめ|TikTokでフォロワーを伸ばす成功パターン3選
調査方法について
本ランキングは、2025年6月時点での日本に拠点を置くTikTokクリエイターを対象に、公開されているフォロワー数を指標として集計しています。
第15位 大平修蔵(SHUZO)
フォロワー数:758.3万人
@shuzo__3120 Thank you YSL🇫🇷💎
♬ original sound – edited audios
多面性を武器に、ファッションも演出もこなすZ世代アイコン
モデルや俳優として活動するSHUZOさんは、TikTokでも高い表現力を発揮。映像ごとにコンセプトを設けた編集や、ファッションとの親和性が高い投稿スタイルで10代〜20代前半からの支持を得ています。加えて英語や中国語でも発信しており、海外ファンも増加中。ビジュアル訴求に特化した演出が、国境を越えて評価されている好例です。
第14位 コグミ(kogumi)
フォロワー数:860万人
@kogumipip ♬ オリジナル楽曲 – コグミkogumi
“クセになる動き”でZ世代の心を掴むポップ系TikToker
一見するとシンプルなダンス動画ですが、微妙な間や独特な体の動かし方がクセになると話題に。BGM選びやカラフルな衣装もポイントで、視覚的な楽しさを演出。さらにコメント返信の丁寧さやファンとの距離の近さも人気の一因。TikTokらしい「楽しさ」を体現するアカウントです。
第13位 Pokémon/ポケモン【公式】
フォロワー数:870万人
@pokemon #イーブイフレンズ が勢揃い!?💕6月26日(木)に『 #ポケポケ 』の新しいテーマ拡張パック「 #イーブイガーデン 」が登場🌼 Eeveelution, assemble! 💕 All-New Themed Booster Pack ‘EEVEE GROVE’ coming to Pokémon TCG Pocket on 26th June 🌼 #イーブイ #シャワーズ #サンダース #ブースター #エーフィ #ブラッキー #リーフィア #グレイシア #ニンフィア #ポケモン #ポケットモンスター #ポケモンカードゲーム #ポケカ #Eevee #Vaporeon #Jolteon #Flareon #Espeon #Umbreon #Leafeon #Glaceon #Sylveon #Pokemon #Pokémon #PokemonCards #PokémonTradingCardGamePocket #EeveeGrove ♬ オリジナル楽曲 – Pokémon/ポケモン【公式】
親子で楽しめる、公式が仕掛ける“ショートストーリー”戦略
日本が誇る国民的IPであるポケモンは、TikTokでも存在感を発揮。アニメの名シーンや限定イベント情報を15〜30秒でまとめ、テンポ良く届ける動画が中心です。キャラ人気に頼るだけでなく、縦型動画に最適化された編集や、トレンド音源の取り入れなど、マーケティング的にも洗練された設計が見られます。
第12位 バズマジシャン シンシン
フォロワー数:990万人
@magicianshin #ipad #ipadpro #magic #apple #performance #gadget #mac #手品 ♬ オリジナル楽曲 – salarymagician – Buzz Magician Shin シン
手品+映像マジックで“見逃せない”時間を作る
プロマジシャンとしての技術に、TikTok編集を融合させた革新的スタイルが話題に。日用品を使ったトリックは親しみやすく、子どもから大人まで楽しめる点が特徴。視聴者の好奇心をかき立て、「もう1回見たい」と思わせる中毒性のある構成で再生数を稼いでいます。
第11位 うちやまさん1005
フォロワー数:998万人
@uchiyamasan1005 最近のAI技術が凄すぎる🥹 #内山さん #uchiyamasan #AI #ディープフェイク ♬ オリジナル楽曲 – 内山さん🌰🐿✨
“身近なのにツッコミたくなる”笑いのツボ職人
素朴な風貌と日常ネタを中心にした投稿が特徴。シンプルな構成の中に、ジワジワくるユーモアを仕込むのが得意で、「あるある」ネタとして共感を呼んでいます。投稿頻度も高く、シリーズものの安定感も人気の背景にあります。
第10位 パンナ
フォロワー数:1,000万人
@azchpn Stop〜🤚😅#dog #foryou ♬ オリジナル楽曲 – Panna
クールでスタイリッシュ。海外人気も急伸中
ビジュアル重視の編集と、英語圏ユーザーにも刺さるシンプルな動き・表情が特徴。口数は少ないものの、動作と映像の構成力でストーリーを伝える力があり、TikTokのアルゴリズムとも相性抜群。現在は海外フォロワー比率が6割を超えており、グローバル進出も進行中です。
第9位 景井ひな
フォロワー数:1,040万人
@kageihina 四捨五入して大成功!!
♬ Into The Thick Of It! – The Backyardigans
可愛さだけじゃない、企画力の高さも武器
TikTok初期から活躍する女性クリエイターの代表格。かわいらしい見た目だけでなく、動画ごとにネタや演出を工夫し、フォーマットがマンネリ化しない点が高評価。企業コラボにも多く起用され、広告的価値も高い存在です。
第8位 早拓
フォロワー数:1,050万人
@wd7754 見事に騙された爆笑 I was deceived 속였어요
♬ オリジナル楽曲 – はやたく – HAYATAKU
“カッコいい”から“面白い”へ。変幻自在の投稿が魅力
モテ仕草や恋愛系の発信で一躍有名に。その後は企画系やコメディに移行し、投稿ジャンルを柔軟に変化。視聴者のリアクションを見ながら戦略的に切り替えていく姿勢が支持されています。女性ファン中心から、より幅広い層への拡張にも成功しています。
第7位 しゅん(おおしま兄妹)
フォロワー数:1,150万人
@oshima_ キューピット / @Kai ( cover ) #キューピット #Kai #Cupid #歌ってみた #cover ♬ キューピット – Kai
“きょうだい感”とゆるさで、家族層まで巻き込む強さ
兄妹ならではの自然体の掛け合いがTikTokらしさ満載。どこか抜け感のある演出やリアルなやり取りが、視聴者の共感を呼び「まるで隣の家族を見ているよう」と感じさせます。ファンとの信頼関係も厚く、コメント欄には温かい声が多く見られます。
第6位 ISSEI/世界の英雄になる男
フォロワー数:1,240万人
@issei0806 10 million followers!!! 🙌 Thanks everyone😆1000万人フォロワーだー!!!みんなありがとう!!#funny #funnyvideo #comedy #comedia ♬ Runaway Baby – Bruno Mars
“世界の英雄”を掲げる圧倒的自己演出
TikTok内で“自分をブランド化”するISSEIさんは、自らを「英雄」と名乗り、ド派手な演出やストーリー性を強調した投稿で注目されています。カメラワークや編集にもこだわりがあり、まるで映画のような映像体験を提供。国内のみならず、海外からのファン獲得にも成功しています。
第5位 マイケル・ジャクソン
フォロワー数:1,290万人
@michael.jackton.official #Michael #jackton #moonwalk #disco #ticktok #billyjean ♬ Smooth Criminal (2012 Remaster) – Michael Jackson
独自キャラを確立した“ツッコミ待ちエンタメ”
「マイケル・ジャクソン」というパロディ名に恥じない、派手なパフォーマンスが特徴。全身全霊のダンスや過剰な演技が逆にクセになり、「真似したい」と感じさせる中毒性があります。ユニークさと圧倒的キャラ立ちで、SNS時代の“バズの方程式”を体現しています。
第4位 Saito さいとう
フォロワー数:1,310万人
@saito09 ♬ NEXT! – NCTS
無音×表情=言葉を超える笑いの到達点
言葉を一切使わずに笑わせるスタイルで、TikTokの特性を活かした演出が特徴。表情と動きだけで成立する“顔芸ショートドラマ”のような投稿は、どの言語圏の人にも伝わる普遍性があります。音声なしでも笑える点が、グローバルで拡散される最大の理由です。
第3位 ウエスP(植草さん/ウエスP)
フォロワー数:1,370万人
@uespiiiii.1115 Edinburgh Magic✨#kawaii #magic ♬ clarity nightcore – fã da billie
海外特化型のバズ職人。日本発の“世界ネタ芸人”
日本ではバラエティ番組の印象が強いものの、TikTokでは海外ファンからの熱狂的支持を得ています。奇抜な衣装や大胆なアクションによる“体を張る芸”は、視覚で楽しめるため言語の壁を越えたバズを生んでいます。欧州や南米圏での人気が特に高いのが特徴です。
第2位 じゅんや/じゅんや
フォロワー数:4,400万人
@junya1gou #junyacolaballon ♬ オリジナル楽曲 – Junya/じゅんや
大げさリアクションと毎日投稿で世界を制す
TikTok初期から「リアクション芸」を確立したJunyaさんは、ほぼ毎日投稿し続ける圧倒的な継続力が武器。短い時間で笑える構成と、一貫したスタイルが中毒性を高めています。コメント欄も海外ユーザーで埋まり、グローバルTikTokの代表的存在となっています。
第1位 バヤシ
フォロワー数:5,520万人
@bayashi.tiktok @Karl #tiktokfood #asmr ♬ original sound – バヤシ🥑Bayashi
咀嚼音と豪快な食べっぷりで“食のエンタメ”を世界へ
料理動画からそのまま食事シーンに移行する「料理+大食い」の構成が大ヒット。咀嚼音とシズル感を最大限活かしたASMR的要素も持ち、中毒性が非常に高いスタイルです。字幕や言語は最小限に抑えられており、映像だけで世界中の人に伝わる構成が秀逸です。
なぜ“しゃべらない動画”は、ネタ系よりも拡散されるのか?
近年のTikTokでは、「芸人系」や「ネタ特化型」の動画、つまり台詞やツッコミ・オチで構成された投稿も根強い人気があります。しかし、拡散力という観点では“Saito”のようなミュート+表情だけで成立する投稿が圧倒的に強い傾向があります。
その理由は、TikTokの閲覧スタイルに最適化されているからです。
・通勤・通学中に音を出さずに見るユーザーが多い
・字幕なしでも内容が伝わる=国境を越えやすい
・0秒で伝わる構成が、スクロールを止める力になる
つまり、面白さの“意味”ではなく、“見た目”で即伝わるものこそが現代のアルゴリズムに乗りやすい。芸人系の動画が「文脈で笑わせる」のに対し、Saitoの投稿は「視覚だけで完結する笑い」を提供しています。これがTikTokで拡散される“新しい笑いの設計図”なのです。
まとめ|TikTokでフォロワーを伸ばす成功パターン3選
TikTokでフォロワー数を伸ばしているアカウントには、以下のような共通点が見られます。
- 音がなくても伝わる“視覚ファースト”設計
→無音再生でも内容が理解できる動画は、タイムライン上での視認性が高く、国際的にも拡散されやすい傾向があります。 - フォーマットの一貫性による“期待感”の演出
→料理、リアクション、ダンスなど、投稿内容に統一感があることで、視聴者が「また見たい」と思う習慣が生まれやすくなります。 - 海外でも受ける“言語非依存”のエンタメ性
→字幕やセリフに頼らず、視覚や動作だけで楽しめるコンテンツは、アルゴリズムに乗りやすく、多言語圏でもリーチが広がります。
このような傾向からも、「短尺で直感的に伝わる映像設計」こそが、現代のTikTokでフォロワー数を伸ばす鍵だといえます。