【前編】「私の人生は私が決める」渋谷女子インターナショナルスクール生が語る未来図

「渋谷から世界へ。私の人生は私が決める」
センセーショナルなキャッチフレーズとともに、2023年4月に開校した渋谷女子インターナショナルスクール(以下、シブジョ)。元『egg』編集長である赤荻瞳氏によって設立された同校の、SNSや動画制作、英会話のスキル習得に特化した教育方針は、若い世代の女性から多くの注目を集めています。
前後編でお届けする今回の対談、前編はスクールに通う心伽(こと)さんと澪(みお)さんに、GMO NIKKOのZ世代トレンドラボ客員研究員である山口満里奈がインタビュー。二人のリアルな声から、彼女たちが異色のスクールの何に惹かれ、何を目指すのかを探ります。
Z世代トレンドラボ客員研究員
ミス亜細亜大2024GP/東京ドームビール売り子
特技はビールを売ること、書道、野球、バドミントン、チアダンス。生ハムをこよなく愛する。
Instagram:marina_yama0122 X:@marina_yama0122
「ここしかない!」シブジョを選んだ理由
山口:
二人がシブジョに入学しようと決めた理由を教えてください。
心伽:
私はもともと普通の高校へ進学しようと思っていたんですけど、そこは芸能活動NGでした。高校生からどうしても芸能活動がしたくて、芸能活動OKな高校を探していた時、SNSでよく見かけていたシブジョの説明会に行ってみたんです 。そこで「ここだ!」と思い、入学しました。
澪:
私もシブジョをSNSで見て、先輩たちがすごく素敵だな、この人たちを目指して頑張りたいと思いました。それと、シブジョでは普通の授業だけじゃなくて、芸能活動のためになることも教えてくださるので、入ってみたいなと思ったんです。
山口:
他の学校と迷ったりはしましたか?
澪:
いえ、シブジョ一本でした。シブジョの良さを知ってから、この学校しかない!って。選択肢は一つしかなくて、石川県から上京してきたんです。今は学生寮に住んでいて、他の学校の人たちともたくさん触れ合えます。大学生の方々が多くて、交流するのがすごく楽しいです。
山口:
二人とも、シブジョとの出会いのきっかけはSNSだったのですね。初めてシブジョの存在を知ったとき、どんな第一印象を持ちましたか?
心伽:
第一印象でまず目に留まったのは、ピンクの教室がかわいい!でした。中学2年生ころ、TikTokを見ていたらおすすめで流れてきて、まだ志望校を探していたタイミングでもなかったので、インパクトがすごかったです(笑)。
澪:
私も中学2年生頃に、TikTokのおすすめでシブジョの動画が流れてきたのがきっかけです。みんな明るくて、髪を染めている先輩とかもたくさんいて、自由な雰囲気がとても素敵だなというのが第一印象でした。
SNSにメイク。シブジョで磨く「私らしさ」
山口:
実際にシブジョに入学してみて、入学前の印象と変わったことはありますか?
澪:
TikTokで見ていた印象とあまり変わらなかったです。髪を染めている人もいれば、目指していることとか夢もバラバラで、とても自由だと日々感じています。
心伽:
私は入学前までシブジョについてあまり知らなかったので、入学して少し印象が変わりました。印象が変わったというか、入学してみたら「こんなことも教えてくれるんだ!」という感想を持っています。
シブジョではSNSやメイク、英会話を特にしっかり教えてくれるんですが、その内容がとても詳しくて覚えやすいです。授業中に実践できる時間もあって、授業時間中にTikTokを撮って、バズる動画の特徴を参考に動画を作る体験もできます。
澪:
授業とは別に、放課後にシブジョのTikTokを撮るために残ったり、テレビの取材に対応したりもあって、毎日たのしいです。
心伽:
校外学習として、ディズニーリゾートにも行きました。校外学習の前には、専門学校のテーマパーク科の先生に特別講師をしてもらって、事前学習もしました。そこで学んだことを実際に見る事で、ただ楽しいだけじゃなくて、いろいろ勉強にもなるんです。
山口:
入学してから今日までで、シブジョに入って特に学びになっていると思う部分はありますか?
心伽:
SNSを深く学べていることです。それぞれのSNSがどんな仕組みになっているのか、動画や写真を投稿するときのポイント、長く投稿を楽しんでもらえるコツなど、勉強になることがたくさんあります。
山口:
二人とも、力を入れているSNSはTikTokですか?
澪:
私はTikTokとInstagram、それとX(旧Twitter)です。Instagramは女性、Xは男性が見てくれる傾向にあります。なので、男性ファンを作りたい人はX、女性ファンを作りたい人はInstagram、という感じで使い分けている感じです。私は両方のファンを増やしたいので、InstagramとXの両方を頑張っています。
心伽:
私はTikTokとInstagramの二つだけですが、男性のファンを増やしていきたいので、Xも勉強中です。
山口:
幅広く憧れられる存在を目指しているのですね。SNS以外で「これは身につけたい!」と思っていることはありますか?
心伽:
私はメイクをもっと上手になりたいです。小さい頃からずっとメイクが好きだったんですけど、ずっと自己流だったので正解を学びたいと思っています。
澪:
私も垢抜けたいので、メイクをもっと勉強したいです。シブジョはメイクのコツや肌をキレイに保つ方法を学べるのが嬉しいです。
「渋谷から世界へ」 – シブジョ卒業後の夢とグローバルな視点
山口:
シブジョを卒業した後の目標や夢について教えてください。
心伽:
将来の夢は女優さんで、映画やドラマ作品に出演したいと思っています。自分らしさを残しながら、どんな役でも演じられる女優さんになるのが目標です。そのためにも、シブジョを通して、もっとたくさんのファンをつけて有名になりたいです。あとは英会話にもっと力を入れて、グローバルで活躍できるようになりたいと思います!
山口:
澪さんはいかがですか?
澪:
シブジョの「渋谷から世界へ」というスローガンの言葉通り、世界で活躍できるモデルを目指しています。シブジョではSNSやメイクを習いつつ、スクール以外でモデルのレッスンも受けていて。姿勢の保ち方やキレイな歩き方など、自分のダメなところを指摘してもらって、それをすべて直している最中です。
もっとモデルとして成長して将来パリコレに立てるよう頑張りたいと思っています。
山口:
どちらの夢も素敵ですね。憧れの女優さんやモデルさんはいますか?
心伽:
私は今田美桜さんです。
澪:
モデルとしての特定の憧れはなくて、自分らしいモデルさんを目指したいです!
山口:
二人のこれからの活躍を応援しています!
【後編へ続く】

- ライター:山口満里奈
- Z世代トレンドラボ客員研究員
ミス亜細亜大2024GP/東京ドームビール売り子
特技はビールを売ること、書道、野球、バドミントン、チアダンス。生ハムをこよなく愛する。
Instagram:marina_yama0122/X:@marina_yama0122