Z世代消費インサイトWeekly調査 <ペットボトルお茶飲料>
「Z世代消費インサイトWeekly調査」は、Z世代をひと括りにせず「高校生・大学生・社会人」の3層に分解し、カテゴリごとに“選び方”や“買い方”の違いを解像度高く整理していくシリーズです。
第3回のテーマは「ペットボトルお茶飲料」。
16〜28歳・男女500名を対象に実施したインターネット調査(2026年1月16日〜18日実施)をもとに消費インサイトを紐解きます。
「ペットボトルお茶飲料」購入検討時の重視点

高校生は、コスパを最優先にしつつ、最終的には「定番」「王道」で外さない選択をしやすい構造です。ここに“直感寄り”の意思決定(迷いにくい・即決しやすい)が表れています。
大学生もコスパ重視は変わらないのですが、「味」が上位5位以内にランクインしているのが特徴です。日常飲料でも、自分の嗜好に合わせて選びたい、という“こだわり”が感じられます。
社会人は「品質」が高く、安心・安全も上位。とはいえ、検討に時間をかけるというよりは「店頭で見て、いつもの基準で外さない」買い方が強く、こちらも“直感寄り”に収束しやすい点が特徴です。
「ペットボトルお茶飲料」事前検討時の行動

大学生は、SNS・口コミ・相談など“情報を増やして納得する”動きが相対的に強く、まさにこだわり型の検討です。
高校生・社会人は「日常の買い物として、迷いすぎずに決める」傾向が見えます。特に高校生は価格比較のウエイトがとても高く、口コミやSNSで深掘りする比率が低い。“価格でざっくり選別→その場で即決”になりやすい構造です。
「ペットボトルお茶飲料」を知るきっかけ

認知(知る)段階では、大学生のSNSによる“情報接触の広さ”が目立ちます。
高校生・社会人はテレビCM・番組の比重が高いのが特徴です。
「ペットボトルお茶飲料」を購入するきっかけ

購入トリガーでも、大学生の“こだわり型”がより鮮明に表れています。
大学生は企業の公式SNSが響きやすく、公式の発信情報が購買に寄与していることがうかがえます。
高校生、社会人はテレビCM・番組の寄与が認知に引き続き強く、マスの影響を受けつつ店頭で直感的に買う行動が見えてきます。
「ペットボトルお茶飲料」情報収集や購入検討目的の生成AI使用

生成AIの利用は大学生が突出しており、ここも「こだわりの大学生」という全体像と整合します。
最後に(まとめ)
今回の「ペットボトルお茶飲料」では、大学生=こだわり型、高校生・社会人=直感型という構図が、重視点・事前行動・認知/購買トリガーの各所で一貫して確認できました。
大学生には“語れる根拠”と“選べる楽しさ”を、高校生・社会人には“迷わない定番”と“即決できる分かりやすさ”を、というところでしょうか。
同じZ世代でも“生活の前提”が違えば、効く訴求もチャネルも変わります。次回以降も、カテゴリごとに「高校生・大学生・社会人」の消費インサイトの違いを掘り下げていきます。
※Z世代とのコミュニケーションに課題をお持ちの事業会社のみなさまを対象に、今回の記事で未公開の調査結果も含めた完全版クロス数表を進呈しております。ご希望の方は下記「問い合わせはこちら」をクリックし、フォームに必要事項を入力の上、お問い合わせ内容欄に「お茶飲料の完全版数表希望」と記載し送信してください。

- ライター:神津 洋幸(こうづ ひろゆき)
- TRUE MARKETING副編集長
Z世代トレンドラボ主任研究員
ストラテジックプランナー、リサーチャーとしてWebプロモーションの戦略立案、各種リサーチなどを担当。
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