Z世代消費インサイトWeekly調査 <市販のお菓子>
「Z世代消費インサイトWeekly調査」は、Z世代をひと括りにせず「高校生・大学生・社会人」の3層に分解し、カテゴリごとに“選び方/買い方”の違いを読み解いていくシリーズです。
第4回のテーマは「市販のお菓子」。ここでいう市販のお菓子とは、コンビニやスーパーで購入するスナック菓子・チョコレート菓子・グミ等を指します。
調査は2026年1月23日(金)〜25日(日)に、16〜28歳・男女500名を対象にインターネットで実施しています。
「市販のお菓子」購入検討時の重視点

「味」「コスパ」を強く重視するのは、高校生、大学生、社会人ともに共通の傾向です。
ただ、その他の重視ファクトに3層の違いがみられました。
高校生:「パッケージ」が購買を左右
高校生は見た目(パッケージ)が購買に強く寄与しているのが特徴です。
“おいしそう/かわいい/持っていたい”が、そのまま手に取る理由になりやすい。いわゆる「パケ買い」行動を起しやすい層です。
大学生:現実的に「サイズ感」「買いやすさ」で選ぶ
大学生は、味・コスパの次に、「サイズ感」「購入のしやすさ」が続き、現実重視の傾向がみられます。
社会人:「品質」「安心」で外さない選択
社会人は、「品質の良さ」「安心・安全性」が上位と、商品の質的部分を吟味し"失敗しない・納得できる選択"に寄りやすい層です。
「市販のお菓子」事前検討時の行動

事前検討時の行動をみると、先ほどの購入検討時の重視点の3層の違いを裏付ける特徴がみえてきました。
具体的には次の通りです。
高校生:直感で決める(ただし価格比較はしっかり)
大学生:SNSや口コミで納得して買う(情報探索が厚い)
社会人:店頭で確証を取りにいく(失敗回避)
「市販のお菓子」を知るきっかけ

認知経路は、層によって入口が少しずつ変わります。
高校生は「友人の口コミ」が強く、大学生は「公式SNS(X/Instagram)」の比重が高め。社会人はテレビの比重が相対的に高い、という構図が見えます。
「市販のお菓子」を購入するきっかけ

ここで押さえておきたいのが、CMの効き方が“年齢が若いほど弱くなる”点です。
購入のきっかけとしての「テレビCM・番組」は、若年層になるにつれて段階的に低下します。
「市販のお菓子」情報収集や購入検討目的の生成AI使用

生成AIの活用は、大学生が相対的に高めです。
最後に
市販のお菓子は、どの層でも「味」「コスパ」重視という共通項がある一方で、“選び方の決め手”は層で分かれることがわかりました。
簡単にまとめると次のような形でしょうか。
高校生:パケ買い×直感(ただし価格比較は強い)
大学生:SNS/口コミも使いながら納得して買う(情報探索が厚い)
社会人:安心感・失敗回避(店頭確認が厚く、CMも効きやすい)
同じZ世代でも“生活の前提”が違えば、効く訴求もチャネルも変わります。次回以降も、カテゴリごとに「高校生・大学生・社会人」の消費インサイトの違いを掘り下げていきます。
※Z世代とのコミュニケーションに課題をお持ちの事業会社のみなさまを対象に、今回の記事で未公開の調査結果も含めた完全版クロス数表を進呈しております。ご希望の方は下記「問い合わせはこちら」をクリックし、フォームに必要事項を入力の上、お問い合わせ内容欄に「お菓子の完全版数表希望」と記載し送信してください。

- ライター:神津 洋幸(こうづ ひろゆき)
- TRUE MARKETING副編集長
Z世代トレンドラボ主任研究員
ストラテジックプランナー、リサーチャーとしてWebプロモーションの戦略立案、各種リサーチなどを担当。
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