Z世代トレンドラボ

Z世代消費トレンドWeekly調査 <第8回 クレジットカード>

2026.02.26Gen Z Lab
Z世代消費トレンドWeekly調査 <第8回 クレジットカード>

TRUE MARKETING「Z世代トレンドラボ」では、Z世代の消費意識を“高校生・大学生・社会人”の3層に分けて読み解く「Z世代消費インサイトWeekly調査」を連載しています。
第8回となる今回のテーマは「クレジットカード」。

調査概要:2026/2/20〜2/22、インターネット調査、18〜28歳・男女500名。

「クレジットカード」を作ったきっかけ Best5

ファーストカードを作るタイミングでもある大学生は、キャッシュレス支払いのため、ネット通販の利用など、「決済手段として必要だから」というきっかけが上位にあがっています。サブスクの支払いも大学生に特徴的なきっかけとして見逃せません。
既に複数のカードを持っていることが多い社会人は、ポイントが2枚目以降のカードを作る行動に大きく寄与しているのがわかります。

「クレジットカード」をよく使うシーン

社会人は利用シーンが多岐にわたり、かつ各項目の利用率が全体的に高めです。
ネット通販、飲食店、通信費、タッチ決済、公共料金などで大学生を大きく上回り、生活の中でカードを幅広く使いこなしていることが推測できます。

「クレジットカード」入会検討時の重視点

社会人は「年会費」「ポイント還元率」が突出、「ポイントの使いやすさ」も上位になっており、お得さを強く追及していることがみてとれます。
大学生も「年会費」「ポイント還元率」が上位ですが、社会人ほど突出してはおらず、判断基準がまだそこまでお得一辺倒になっていないのがポイントです。

「クレジットカード」の会社やブランドを知るきっかけ

大学生は、検索、SNS広告、ECサイト/アプリ内の紹介、ネット広告といった“デジタル接点”が認知に特に強く効いています。
生活にクレジットカードが溶け込んでいる社会人は、店頭やTVCMといったデジタル以外の接点も効いており、オンラインに生活動線上の接点を組み合わせることが認知という点においては有効です。

普段よく利用する決済方法

大学生・社会人ともに、「QRコード決済」と「現金」が二大決済手段です。
社会人は3~4位とクレジットカードの決済が続くのに対して、大学生は交通系ICカードが3位につけており、クレジットカードの生活浸透の差がここでもみられます。

最後に

大学生にとってのクレジットカードは、ECやサブスクの支払いなど「必要に迫られて作るファーストカード」になりやすい一方、社会人はすでに複数枚を持つ人も多く、「どれをメインにするか」をお得さ(年会費・還元率・使い道)で選ぶ傾向が強まります。つまり同じZ世代でも、大学生は“入り口設計”、社会人は“使い続ける理由づくり”が、選ばれるための重要なポイントになっています。

同じZ世代でも“生活の前提”が違えば、効く訴求もチャネルも変わります。次回以降も、カテゴリごとに「高校生・大学生・社会人」の消費インサイトの違いを掘り下げていきます。

※Z世代とのコミュニケーションに課題をお持ちの事業会社のみなさまを対象に、今回の記事で未公開の調査結果も含めた完全版クロス数表を進呈しております。ご希望の方は下記「問い合わせはこちら」をクリックし、フォームに必要事項を入力の上、お問い合わせ内容欄に「クレジットカードの完全版数表希望」と記載し送信してください。

神津 洋幸(こうづ ひろゆき)
ライター:神津 洋幸(こうづ ひろゆき)
TRUE MARKETING副編集長
Z世代トレンドラボ主任研究員
ストラテジックプランナー、リサーチャーとしてWebプロモーションの戦略立案、各種リサーチなどを担当。
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