Work Hack

インサイドセールスの効果を最大化する時間の使い方とは?

2022.05.31Work Hack
インサイドセールスの効果を最大化する時間の使い方とは?

こんにちは!
GMO NIKKO株式会社の藤井です。

本日はインサイドセールスの組織をお持ちの企業様や、これからインサイドセールスの組織を作っていこうと考え中の企業様に向けたコンテンツとなっております。

インサイドセールスの効果を最大化して商談数の増加を推進するためにも、GMOインターネットグループ内での「時間」に着眼点をおいたマネジメントとはどのようなものなのか一読ください。

1. 注目されるインサイドセールス
└1-1.人口減少、働き方改革、コロナ禍などにより注目されるインサイドセールス
└1-2.インサイドセールスへの期待が高まる一方で、成果が上がらないケースも
└1-3.効果を最大化するために着目すべきは「時間」
2.インサイドセールスの効果最大化のために
└2-1.効果最大化の流れ
└2-2.各施策の効率を確認する
└2-3.人材の時間の使い方を確認する
└2-4.時間効率を配慮したKPI・行動設計を実施
└2-5.施策割合を調整
└2-6.運用を自力で行うことは難しい
3.最後に

1 注目されるインサイドセールス

1.1人口減少、働き方改革、コロナ禍などにより注目されるインサイドセールス


人手不足や働き方改革による勤務時間短縮などを背景に、The Modelなどを用いた営業の分業化による生産性向上が重要視されてきております。加えてコロナ禍により、対面での活動や不要不急の出社が自粛される中、携帯電話とPCさえあれば実務を行えるインサイドセールスが注目されています。

1.2インサイドセールスへの期待が高まる一方で、成果が上がらないケースも


インサイドセールスへの期待が高まる一方で、十分な成果を得られず、悩んでいる企業も少なくありません。「テレアポやメールマーケなど様々な施策の中から最適なものを選定できていない」「アプローチするための営業活動の時間が最適ではない」など様々な課題があります。

今回は最適なリードソース選定を行いつつ、営業活動の時間を創出していくための方法を説明いたします。

1.3効果を最大化するために着目すべきは「時間」


テレアポやメールマーケなど各施策について、アプローチあたりの有効数や担当者別の成果だけを把握していてもインサイドセールスの効果を最適にあげるには不十分です。
より効果的にインサイドセールスを行うためには各施策の「時間」あたりの成果や各人の「時間」の使い方を把握することが重要です。

2 インサイドセールスの課題解決策

2.1課題解決の流れ


時間や生産性の課題を解消するためには、まず稼働時間・効率の可視化を行い現状を確認することがポイントです。次に可視化された数値をベースにKPIや活動の設計、改善活動を行います。運用フェーズでは現状確認と設計・改善を繰り返していくことが重要です。

2.2各施策の効率を確認する


それぞれのインサイドセールス施策で、アポ件数と有効アポ件数の件数把握はできていても、効率を知るために重要なのは時間あたりの有効アポ件数です。各施策での効果を把握するために、まずは時間あたりの有効アポ件数を明確にしましょう。

No.5_インサイドセールス_画像1[1]

2.3人材の時間の使い方を確認する


インサイドセールスに関わる人材の成果とそれぞれの時間の使い方を確認することもポイントです。例えば成果が出ていないインサイドセールスのスタッフは営業活動ではなく、ミーティングや資料作成などに時間が多く取られており、営業時間が十分に確保できていないなど、改善すべき業務が見えてくることもあります。

2.4時間効率を配慮したKPI・行動設計を実施


メールDMなど1つの施策に注力し続けるという方法もありますが、他の手段を別日に実施するなど、各人のスケジュールや現場全体の時間効率を配慮した組み合わせで、よりインサイドセールスが効果的になるよう割合調整も検討してみましょう。

No.5_インサイドセールス_画像2[1]

2.5施策割合を調整

施策の割合調整を検討する際には、数字の割合だけではなく、インサイドセールスの人数やアプローチ先のリストの有無など障害になることを洗い出し、アポ取得効率が良い施策割合に調整します。電話でしっかりとした商談までできる人材はいるか、ターゲットに有効なメールアドレスを持っているか、代表宛メールで埋もれる可能性がないかなど、保有リソースなども含めて検討するのが大切です

No.5_インサイドセールス_画像3[1]

2.6運用を自力で行うことは難しい


これらのインサイドセールスの効果最大化に向けた取り組みは、エクセルなどを用いて手入力での時間管理も可能です。
ただ毎回記録を行いながら、ファイルを関係者内で共有・運用するには、時間と労力がかかってしまうため、専用ツールを利用することでスムーズな運用につなげることをお薦めいたします。

最後に

弊社では、今回のコンテンツでご説明した、インサイドセールスの効果最大化に活用することが可能である「ワークレビューDX byGMO」というサービスを取り扱っております。

アポ数や、業務ごとに発生した時間を照らし合わせて営業効率を算出することが可能となっておりますので、今回のコンテンツにてインサイドセールスの効果最大化に関心がございましたら、是非合わせてご検討ください。

その他に、業務上での感情データを取得し、従業員の方の課題や悩みを把握することで離職率の低減を実施することも可能となります。
トライアルも実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

藤井 皓太(ふじい こうた)
ライター:藤井 皓太(ふじい こうた)
2021年1月~ 新規事業立ち上げ
新卒社員として入社。インターネット広告営業を経験後、業務可視化クラウドサービス「ワークレビューDX」を取り扱うSaaS事業の新規立ち上げに従事。
マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールスと幅広い領域を担当しているため、限られた時間で最大効果を発揮するために常に効率的な働き方を心がける。
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