【2026年最新】Xコミュニティはいつ廃止?XChatへの移行方法や代替機能を解説

Xコミュニティは、共通の関心を持つユーザーが集まり、テーマごとに投稿や返信ができるグループ機能として提供されていました。ブランドやクリエイターにとっては、通常のタイムラインよりも濃いファンとつながれる場として注目されていた機能です。
しかし2026年現在、Xコミュニティは廃止・非推奨化が案内されており、従来のように新規作成や長期的なファンコミュニティ運用を前提にすることは難しくなっています。Xのプロダクト責任者Nikita Bier氏は、利用率の低下を理由にXコミュニティを廃止し、XChatのグループチャットやカスタムタイムラインへの移行を案内しています。
この記事では、Xコミュニティの廃止状況、廃止前に使われていた機能、企業アカウントへの影響、代替機能、今後のブランド運用で見直すべきポイントを解説します。

目次
Xコミュニティは2026年に廃止・非推奨化へ
Xコミュニティは、共通の関心を持つユーザーが集まるグループ機能として提供されていました。しかし2026年現在、Xはコミュニティ機能の廃止・非推奨化を進めており、従来のようにファンコミュニティ運用の中心として使うことは難しくなっています。
Xコミュニティはいつ廃止された?
Xコミュニティは、2026年に廃止・非推奨化が案内された機能です。当初は2026年5月6日の終了が示され、その後、移行期間として5月30日まで延長されたと報じられています。Xのプロダクト責任者Nikita Bier氏も、コミュニティの利用減少を理由に、XChatのグループチャットやカスタムタイムラインへの移行を案内しています。
廃止理由は利用率低下と機能整理
Xコミュニティの廃止理由としては、利用率の低下や、スパム・不正利用への対応負荷が挙げられています。コミュニティ機能は、特定テーマに関心のあるユーザー同士が交流できる点では便利でしたが、通常のタイムラインやリスト、グループチャット、外部コミュニティサービスと役割が重なる部分もありました。Xは現在、XChatなど、よりリアルタイム性やパーソナライズ性の高い機能へ重点を移していると考えられます。
公式ヘルプが残っていても現役機能とは限らない
X公式ヘルプには、コミュニティの参加方法や投稿の扱いに関するページが残っています。ただし、ヘルプページが残っていることと、機能が今後も安定して使えることは同じではありません。
実際に公式ヘルプでは、コミュニティが削除されても、コミュニティ内に投稿した内容は自動では削除されないと説明されています。過去にコミュニティを運用していた企業やブランドは、投稿内容や移行案内を確認し、必要に応じて削除・誘導・告知を行うことが重要です。
Xコミュニティとは?廃止前に使われていた機能
Xコミュニティとは、特定のテーマや関心ごとにユーザーが集まり、専用のフィード内で投稿や返信を行える機能でした。ブランドやクリエイターにとっては、通常のフォロワー全体に向けた投稿よりも、関心度の高いユーザーと交流しやすい点が特徴でした。
ただし、2026年現在は廃止・非推奨化が進んでいるため、ここでは「現在おすすめの機能」としてではなく、廃止前にどのような役割を持っていたのかを整理します。
関心テーマごとにユーザーが集まるグループ機能
Xコミュニティでは、特定のテーマに関心を持つユーザーが集まり、そのコミュニティ内に向けて投稿できました。たとえば、特定のブランド、商品ジャンル、趣味、イベント、学習テーマなどに関する会話を、通常のタイムラインとは別の場所で行える仕組みです。
フォロワー全体に向けた投稿では、関心の薄いユーザーにも情報が届きます。一方で、Xコミュニティでは、特定の話題に関心を持つユーザーに絞って情報を届けやすく、ファン同士の会話やUGCの発生も期待されていました。
そのため、廃止前はブランドファンの交流、キャンペーン参加者の情報共有、商品ジャンルごとの意見交換などに活用できる機能として紹介されることがありました。
管理者・モデレーターがルールを管理できた
Xコミュニティには、管理者やモデレーターが存在し、参加者の管理やルール設定を行う仕組みがありました。X公式のモデレータープレイブックでも、モデレーターはメンバーの招待、ルール違反者の削除、投稿の監視などを行う役割として説明されています。
この仕組みにより、通常の公開投稿よりもテーマに沿った会話を維持しやすく、無関係な投稿や荒らしを抑えやすいとされていました。
ただし、コミュニティ運営には継続的な管理が必要です。投稿の監視、参加者対応、ルール違反への対応などが発生するため、企業アカウントが運用する場合は、単なる投稿機能ではなく「管理が必要なコミュニティ施策」として考える必要がありました。
投稿は完全な非公開ではなかった
Xコミュニティは、専用のコミュニティ内で投稿できる機能でしたが、完全な非公開空間ではありませんでした。そのため、企業やブランドが運用する場合は、コミュニティ内の投稿であっても、外部に見られる可能性や、後から投稿が残る可能性を考慮して発信内容を管理する必要がありました。
Xコミュニティ廃止で企業アカウントに起こる影響
Xコミュニティの廃止により、企業やブランドはX内だけでファン同士の交流を完結させることが難しくなります。今後は、Xを「拡散・告知・話題化の場」として使いながら、深い交流はXChatや外部サービスに分散させる方針が予想されています。特に、これまでXコミュニティを使っていた企業は、過去の投稿、参加者への案内、今後の交流場所を整理しておく必要があります。
ファン同士の交流場所を見直す必要がある
これまでXコミュニティを使っていた企業は、ファン同士が自由に会話できる場所を失う可能性があります。通常投稿でもリプライや引用ポストによる交流はできますが、特定のテーマに関心を持つユーザーだけを集めて継続的に会話する場所としては、コミュニティ機能とは性質が異なります。
そのため、今後はXChat、リスト、スペース、Discord、LINEオープンチャット、メルマガ、会員サイトなどを組み合わせて、交流の目的ごとに場所を分ける必要があります。たとえば、キャンペーン情報はXの通常投稿で広く告知し、濃いファンとの会話はXChatやDiscordで行い、重要な案内はメルマガや公式サイトに集約するといった使い分けが考えられます。
過去のコミュニティ投稿を確認する必要がある
過去にXコミュニティを運用していた場合は、コミュニティ内に投稿した内容を確認しておくことが大切です。X公式ヘルプでは、停止されたコミュニティ内の投稿は投稿者本人にのみ表示され、削除はできるものの、それ以上の操作はできないと説明されています。
企業アカウントでは、過去のキャンペーン情報、限定案内、古いルール、現在は終了した企画などが残っていないかを確認しましょう。ユーザーに誤解を与える内容がある場合は、必要に応じて削除や補足投稿を行うと安心です。
X内の運用だけに依存しにくくなる
Xコミュニティの廃止は、X上のファン運用を見直すきっかけにもなります。Xは拡散力やリアルタイム性に強い一方で、機能変更が多く、特定機能に依存した運用にはリスクがあります。
特に、ファンコミュニティや顧客育成を目的とする場合は、X内の機能だけで完結させるのではなく、外部サービスや自社サイト、メール配信などと組み合わせることが重要です。Xは話題化や集客の入口として使い、継続的な関係構築は別の場所でも行えるようにしておくと、機能変更の影響を受けにくくなります。
Xコミュニティの代替機能
Xコミュニティの廃止後は、目的に応じて代替機能を使い分ける必要があります。XChat、リスト、スペース、カスタムタイムラインなどは、それぞれ役割が異なります。
従来のXコミュニティと完全に同じ使い方はできないため、「何を目的に交流場所を作るのか」を明確にしたうえで、適切な機能を選ぶことが大切です。
XChat
XChatは、Xアカウントで利用できるチャット機能です。2026年5月現在、X公式ヘルプではChat機能の利用方法が案内されており、単独のX Chatアプリについても既存のXアカウントでサインインできると説明されています。(iPhone・iPad向けに公開されており、Android対応は今後の予定)
XChatでは、グループチャットの招待リンクを作成し、タイムラインなどで共有できます。旧コミュニティ運営者は、そのリンクを投稿や固定ポストで共有することで、メンバーを新しいグループチャットへ誘導できます。
XChatは、限定メンバーとの会話や、濃いファンへの案内には向いています。たとえば、イベント参加者への連絡、アンバサダー向けの情報共有、少人数のファンコミュニティなどに活用しやすいでしょう。
一方で、XChatはチャット形式のため、投稿が検索流入につながるような「公開型のコミュニティ」とは性質が異なります。情報を整理して蓄積したい場合は、外部サービスや公式サイトとの併用が必要です。
リスト
Xのリスト機能は、特定のアカウントをまとめて投稿を追いやすくする機能です。たとえば、ファン、顧客、業界関係者、インフルエンサー、競合企業などをリスト化することで、通常のタイムラインとは別に情報を確認できます。
リストは、企業アカウントの情報収集や関係性の整理に向いています。ブランドに好意的なユーザーの投稿を確認したり、キャンペーン参加者の反応を追ったりする場合に役立ちます。
ただし、リストはあくまで「見るための機能」であり、コミュニティのように参加者同士が会話する場所ではありません。ファン交流の場として使うよりも、ユーザー理解や投稿チェックの補助機能として使うのが現実的です。
スペース
スペースは、X上で音声配信ができる機能です。リアルタイムでユーザーと交流できるため、イベント、商品発表、質疑応答、ファンミーティングなどに向いています。
Xコミュニティのように継続的に投稿が蓄積される場所ではありませんが、リアルタイムで熱量の高い交流を生み出しやすい点がメリットです。新商品発表後の意見交換、キャンペーンの振り返り、ブランド担当者とのトークイベントなどに活用できます。
一方で、スペースは開催時間に参加できるユーザーが中心になるため、聞き逃したユーザーへのフォローが必要です。開催後は、通常投稿や公式サイトで要点をまとめると、参加できなかったユーザーにも情報を届けやすくなります。
カスタムタイムライン
カスタムタイムラインは、Grokを活用して特定のトピックに関連する投稿を表示する、トピック別のフィード機能です。2026年4月に発表され、ローンチ時点ではX PremiumユーザーのiOS版を中心に提供されていると報じられています。Xコミュニティのようにユーザー同士が集まって会話する場ではなく、関心のあるテーマの投稿を追いやすくするための機能と考えるとよいでしょう。
企業アカウントでは、自社ジャンルに関連する話題を追う、業界トレンドを整理する、ユーザーがどのようなテーマに関心を持っているかを把握する、といった使い方が考えられます。
外部コミュニティサービス
X内で代替しきれない場合は、Discord、LINEオープンチャット、Facebookグループ、会員サイト、メルマガなどの外部サービスを使う方法もあります。
特に、ファン同士の継続的な会話、限定情報の配信、イベント案内、会員向けコンテンツの提供などを行う場合は、Xよりも外部サービスの方が管理しやすい場合があります。Xは外部コミュニティへの入口として使い、深い交流や情報蓄積は別の場所で行う設計にすると、Xの機能変更に左右されにくくなります。
Xコミュニティ廃止後の代替手段を比較
Xコミュニティの代替手段は、目的によって向き不向きがあります。ファンと会話したいのか、情報を届けたいのか、ユーザーの声を集めたいのかによって、選ぶべき機能は変わります。
| 代替手段 | 向いている用途 | 注意点 |
|---|---|---|
| XChat | 限定メンバーとの会話、濃いファンへの案内 | 検索性や情報の蓄積には弱い |
| リスト | ファンや関係者の投稿チェック、情報収集 | 双方向のコミュニティ運用には不向き |
| スペース | リアルタイムの音声交流、イベント配信 | 継続的な情報蓄積には向かない |
| カスタムタイムライン | 特定テーマの情報整理、トレンド把握 | 交流場所としては使いにくい |
| Discord | ファンコミュニティ、会員制コミュニティ | 管理コストが高くなりやすい |
| LINEオープンチャット | 日本国内向けの気軽な交流 | 荒らし対策やルール設計が必要 |
| メルマガ・会員サイト | 顧客育成、限定情報配信 | SNSのような拡散力は弱い |
Xコミュニティの代わりを1つの機能で完全に補うのは難しいです。企業やブランドでは、Xの通常投稿で広く接点を作り、XChatや外部サービスで濃いファンと交流し、公式サイトやメルマガで情報を蓄積するなど、複数の導線を組み合わせることが重要です。
Xコミュニティ廃止後に企業・ブランドが取るべき対応
Xコミュニティの廃止後は、X内で完結するファンコミュニティ運用から、複数の接点を組み合わせる運用へ切り替える必要があります。Xは拡散や話題化に強い一方で、深い関係構築や情報蓄積には別の導線が必要になる場合があります。企業アカウントでは、目的ごとに使う場所を整理し、ユーザーが迷わないように案内することが大切です。
Xは拡散・告知の入口として使う
Xは、リアルタイム性や拡散力に強いSNSです。そのため、ブランドの最新情報、キャンペーン、イベント告知、ユーザーの声の拡散には引き続き有効です。
一方で、Xコミュニティ廃止後は、X内だけでファン同士の継続的な交流を完結させることが難しくなります。Xでは広く接点を作り、より深い交流はXChatや外部コミュニティへ誘導する設計が向いています。たとえば、通常投稿ではキャンペーンや新商品の情報を発信し、関心度の高いユーザーにはXChatやDiscord、LINEオープンチャット、メルマガなどを案内するとよいでしょう。
濃いファンは別の場所に誘導する
ブランドへの関心が高いユーザーには、XChat、Discord、LINEオープンチャット、メルマガ、会員サイトなどへの誘導を検討しましょう。
すべてのフォロワーを移行させる必要はありません。キャンペーン参加者、購入者、イベント参加者、継続的に反応してくれるユーザーなど、関心度の高い層を中心に案内すると自然です。
ただし、外部コミュニティへ誘導する場合は、参加ルール、投稿ルール、問い合わせ対応の範囲を明確にしておく必要があります。場を作るだけではなく、継続して管理できる体制を整えることが大切です。
通常投稿・アンケート・スペースで交流を補う
Xコミュニティがなくても、通常投稿、リプライ、引用ポスト、アンケート、スペースなどを組み合わせれば、ユーザーとの接点は作れます。
たとえば、商品改善の意見を集めたい場合はアンケート、ファンの声を広げたい場合は引用ポスト、深いテーマについて話したい場合はスペースが使えます。Xコミュニティの代わりに、1つの機能ですべてを補おうとする必要はありません。目的ごとに投稿形式を使い分けることで、ユーザーとの交流を継続しやすくなります。
特定機能に依存しない運用体制を作る
Xは機能変更が多いため、特定の機能だけに依存した運用はリスクがあります。Xコミュニティのように、ある日方針変更や廃止が発表される可能性もあります。
そのため、企業アカウントでは、X、Instagram、TikTok、LINE、メール、Webサイトなどを組み合わせ、ユーザーとの接点を複数持っておくことが重要です。Xはあくまで接点の一つとして考え、ブランドの顧客データやコミュニティ基盤を外部プラットフォームだけに依存しすぎないようにしましょう。
Xコミュニティに関するよくある質問(Q&A)
Xコミュニティの廃止や代替機能について、よくある疑問を整理します。
Xコミュニティはもう使えないのですか?
Xコミュニティは、2026年に廃止・非推奨化が案内された機能です。すでに新規活用を前提にする段階ではなく、過去に利用していた場合は、XChatや外部コミュニティなどへの移行を考える必要があります。
ただし、公式ヘルプページが残っている場合もあるため、画面上で一部の情報が確認できるケースはあります。企業アカウントでは、今後も安定して使える機能として案内するのではなく、廃止・移行を前提にした説明にするのが安全です。
Xコミュニティの代わりに何を使えばよいですか?
X内で代替するなら、XChat、リスト、スペース、カスタムタイムラインなどが候補です。ただし、それぞれ役割が異なるため、従来のXコミュニティと完全に同じ使い方はできません。
ファン同士の継続的な交流を重視する場合は、DiscordやLINEオープンチャットなどの外部サービスも検討するとよいでしょう。情報発信、会話、イベント、顧客育成を1つの場所にまとめようとせず、目的に応じて複数の導線を使い分けることが大切です。
Xコミュニティに投稿した内容は消えますか?
X公式ヘルプでは、停止されたコミュニティ内の投稿は投稿者本人にのみ表示され、削除はできるものの、それ以上の操作はできないと説明されています。
過去にコミュニティ内で投稿していた場合は、不要な投稿や古い情報が残っていないかを確認しましょう。企業アカウントでは、キャンペーン終了後の案内や移行先の告知もあわせて行うと安心です。
まとめ
Xコミュニティは、かつて関心テーマごとの交流機能として使われていましたが、2026年現在は廃止・非推奨化が進んでいます。今後は、Xコミュニティの作成方法や参加方法を覚えるよりも、廃止後にどの機能やサービスへ移行するかを考えることが重要です。
企業やブランドは、Xを引き続き拡散・告知・話題化の場として活用しながら、深い交流はXChat、スペース、リスト、Discord、LINEオープンチャット、メルマガなどに分散させる必要があります。
特に、過去にXコミュニティを運用していた場合は、投稿内容の確認、参加者への移行案内、今後の交流場所の明確化を行いましょう。Xの機能変更に左右されすぎないよう、複数の接点を組み合わせたコミュニティ運用へ見直すことが大切です。

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