Z世代トレンドラボ

Z世代の生態・意識調査 番外編  ~ Z世代先輩社員が教える「新卒社員が早めに身につけた方が良いスキル」ランキング ~

2026.04.03Gen Z Lab
Z世代の生態・意識調査 番外編  ~ Z世代先輩社員が教える「新卒社員が早めに身につけた方が良いスキル」ランキング ~

新生活がスタートするこの季節、期待と不安が入り混じる新社会人たちはまずなにを学ぶべきか?
この問いに応えるべくZ世代トレンドラボでは緊急調査を実施しました。

Z世代の先輩社員たちが、自らの経験から導き出したリアルな「早めに身につけた方が良いスキル」ランキング。
社会人2年目と3年目以上。先輩たちのたった1年のキャリア差が、新人に勧めるスキルの優先順位に変化を与えていました。

調査期間:2026年4月1日(水)〜2026年4月2日(木)
調査方法:インターネット調査
調査元:Z世代トレンドラボ by GMO(GMO NIKKO株式会社)
調査対象:22〜28歳・男女 1380名(社会人1380名)
対象:勤続1年以上の社会人

共通認識:1位・2位は「鉄板スキル」

どちらのグループも1位「報連相(報告・連絡・相談)」、2位「基本的なビジネスマナー」は共通の結果でした。社会人の基礎としてこの2つは鉄板のスキルと言えるのではないでしょうか。

ここが違う:2年目 vs 3年目以上

2年目の先輩が3位に挙げたのは「周囲と協力して仕事を進める力」
職場に入ったばかりの頃に最も痛感する「チームワークの難しさ」が反映されているようです。
さらに4位に「フィードバックを受けて改善する力」が入るのも、自分がまさにフィードバックをもらう側として歩んだリアルな経験からでしょう。

一方、3年目以上の先輩が3位に選んだのは「自分で考えて動く力」。また7位には「質問力」も登場し、2年目グループのランキングにはない項目となっています。
これは、指示待ちではなく主体的に動ける人材への期待——自分が経験を積むほど、そのスキルの重要性に気づくということかもしれません。

さらに見逃せないのが、3年目以上のみで5位にランクインした「相手にわかりやすく伝える力」です。
2年目グループではランク外のこのスキルが、なぜ3年目以上になると急浮上するのか。おそらく、キャリアを重ねることで後輩への説明や、上司・クライアントへの報告・提案の場が増え、「伝えること」の難しさと重要性を身をもって体験するからではないでしょうか。
「報連相」はできていても、「わかりやすく伝えられているか」は別の話——その気づきが、3年目以上の視点に現れていると読み取れます。

新人に何かを教える立場になったとき、人は同時に自身のキャリアの棚卸しをしていることがよくあります。このランキングは、新人へのメッセージであると同時に、先輩社員自身の"成長の記録"でもあるのかもしれません。

あわせてお読みください

Z世代の生態・意識調査 第2回 新生活編
“”

神津 洋幸(こうづ ひろゆき)
ライター:神津 洋幸(こうづ ひろゆき)
TRUE MARKETING編集長
Z世代トレンドラボ主任研究員
ストラテジックプランナー、リサーチャーとしてWebプロモーションの戦略立案、各種リサーチなどを担当。
X(twitter)

    シェア

  • X
  • facebook