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VTuber×メタバースの可能性とは?企業の活用事例や起用する際の注意点を紹介

VTuber×メタバースの可能性とは?企業の活用事例や起用する際の注意点を紹介

近年ではYouTuberの中でもひときわ注目を集めるようになったVTuber。特に最近では、企業がVTuberを活用している例も最近では少なくありません。今回は、VTuberとメタバースの可能性について、活用事例を交えながら紹介していきます。

VTuberとは?何の略称?

まず、VTuberについての基礎知識から確認していきましょう。

VTuber(バーチャルユーチュバー)とは?

VTuberは、「Virtual YouTuber(バーチャルユーチューバー)」の略称です。生身の人間のかわりにアバターを使ってYouTubeを始めとする動画配信・ライブ配信サイトで配信をしている人のことを指します。

VTuberの先駆け的な存在としては、キズナアイが有名で、テレビ番組を始めとするさまざまなメディアでも取り上げられ、話題になりました。VTuberは特に若者の間で広く指示されており、YouTubeのチャンネル登録者数が100万人を超えるVTuberも少なくありません。

なお、VTuberの数は増え続けており、市場規模も年々増加しています。株式会社矢野経済研究所の調査によれば、2023年度のVTuber市場は前年比153.8%の約800億円にのぼる見込みとのことです。2020年度は約144億円だったことを考えると、市場が急速に拡大していることがわかります。最近では、VTuberやその所属事務所にプロモーションを依頼する企業も多く、その影響力の大きさに注目が集まっています。

メタバース上でVTuberを起用するメリット

メタバース上でもVTuberを起用する企業は少なくありません。VTuberを起用するメリットとしては、主に以下の3点が挙げられます。

認知度アップにつながり、新たなファンを獲得できる

1つ目のメリットは、これまで自社の製品に触れる機会のなかった層に対してアプローチできる点です。特にVTuberを見ている層は若者が多いため、VTuberを広告に起用すると、多くの若者に見てもらえるでしょう。また、起用したVTuberのファン層が、そのVTuberを応援する目的で商品を購入するといった効果も期待できます。

自社でVTuberを採用すれば、新たなマネタイズの可能性も

VTuberに広告の仕事を依頼するのではなく、自社でVTuberを採用すれば、新たなマネタイズの可能性も模索できます。具体的には、自社所属VTuberのグッズ販売やイベント開催、メタバース空間でのライブの実施などによる売上が見込めます。人気が出て企業の広告塔としての役割を果たすようになれば、さらなる好循環が期待できるでしょう。

SNSを通じて話題になりやすい

SNSとの相性が良いのもVTuberの特長の一つです。VTuberが動画などで情報を発信すれば、その周囲のコミュニティがYouTubeだけでなくX(旧Twitter)などのSNSでも話題になり、多くの人の目につきやすくなります。特に人気のVTuberはXでトレンドにあがることも多く、若者の間での拡散力には期待できます。

メタバース×VTuberの活用事例

ここからは、企業がVTuberを活用している事例を3つ紹介します。

株式会社ウェザーニューズ:ウェザーロイド Airi

「ウェザーロイド Airi」は、株式会社ウェザーニューズ所属のお天気お姉さんとして2012年から活動しています。VTuberという言葉がない時代からバーチャルのキャラクターとして「ウェザーニュース」という番組に出演していました。2018年5月には個人のYouTubeチャンネルが開設され、天気に関する雑学や他のVTuberとのコラボ動画などを上げ、人気を集めています。

サントリー:燦鳥ノム(さんとりのむ)

「燦鳥ノム(さんとりのむ)」は、サントリーの公式VTuberです。主にYouTubeで活動しており、サントリーに関する動画よりも、歌ってみた動画やゲーム実況などが中心となっています。YouTubeのチャンネル登録者数は、2023年10月末時点で16万人強。広告としては、サントリー飲料の新商品などのレポート動画などを上げています。

ポニーキャニオン(Virtual harevutaiプロジェクト)

ポニーキャニオンは、ここまで紹介してきた2つの事例とは違ったアプローチでVTuberを活用しています。それが、株式会社キュー・テック、合同会社DMM.comと合同で立ち上げたメタバースライブ事業「Virtual harevutaiプロジェクト」です。

これは、「Virtual harevutai」というメタバース空間で、音楽ライブを始めとしたさまざまなイベントを開催するためのプロジェクトです。Virtual harevutai内では、ユーザーが自身のアバターでライブを楽しみ、会場内を歩いたり他のユーザーと一緒にライブを盛り上げたりしてよりリアルなライブ体験ができるようになっています。こうした舞台でVTuberにライブをしてもらうことで、観客に新たなライブ体験を提供することを目指しています。

VTuberを起用する際の注意点

最後にVTuberを起用するうえでの注意点を3つ紹介します。

自社でVTuberを一から制作する場合は初期費用がかかる

VTuberを制作する場合、キャラクターデザインの依頼やデザインの2D化・3D化、声の担当決めなど、さまざまなところで費用がかかります。一度制作してしまえばずっと活用できるものの、新たな衣装デザインや2Dデザインの3D化などを行う際には追加で費用が発生する点には注意が必要です。

炎上のリスクが伴う

タレントの起用と同様に、VTuberを起用する際も炎上するリスクは少なからずあります。実名や顔が出ていないため、炎上しにくいという指摘もありますが、VTuberはSNSでの活動が主になるため、その性質上、視聴者からのリアクションをダイレクトに受けやすい傾向にあります。炎上するリスクを理解したうえでプロモーションを依頼するようにしましょう。

VTuber起用の目的・ゴールを明確に

むやみにVTuberを起用したところで想定していた効果が得られるわけではありません。メタバース空間でVTuberを起用したイベント・広告などを行うことで、具体的にどのような効果を期待しているのかを事前に明確にしておく必要があります。また、自社でVTuberを採用するにしても仕事を依頼するにしても、ターゲット設定にあった人選が求められます。VTuberは若年層に刺さりやすい一方、年齢層が上の人には刺さりにくい傾向にあると言われています。マーケティングの手法としてVTuberの起用が本当に効果的なのかを検討したうえで実行するようにしましょう。

まとめ

VTuberはその性質上、メタバースとの相性が良いと考えられています。ただ、単にVTuberを起用すれば効果的なマーケティングになるわけではありません。VTuberの特性を理解したうえでうまく活用していきましょう。

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