集客ツールで0点を80点にGMO AIかんたん集客が目指す最初の一歩

GMO AIかんたん集客が目指しているのは、集客を始めたばかりの人が、時間や費用の負担を抑えながら発信を続けられる状態です。高度な機能を増やすことよりも、記事やSNS投稿を完成させるまでの分かりやすさを重視しています。
今回は、GMO AIかんたん集客のアンバサダー・るるが、同サービスのマーケ責任者・吉田一貴にインタビューしました。
誰のために、どのような機能を用意するのか。価格を抑えるために、どう販売するのか。初心者向けの集客ツールをつくる背景と、サービス設計から利用者への届け方まで、一貫して大切にしている考え方を伺います。
目次
GMO AIかんたん集客とは
GMO AIかんたん集客は、GMO NIKKO株式会社が提供する、SEO・SNS・AIOの取り組みを支援する集客ツールです。記事やSNS投稿の作成、Webページの診断などを通じて、集客が初めての方や、ほかの業務と兼務する担当者の実行を支えます。
今回話を聞いた吉田一貴は、同サービスのマーケ責任者。「集客の0点を80点にする」という言葉で、サービスが目指す役割を表現しています。聞き手は、GMO AIかんたん集客アンバサダーのるるです。
集客の最初の一歩を支援したいと考えた理由
開発の出発点は、資金力によって広告費だけでなく、専門知識や実行体制にも差が生まれることへの問題意識でした。吉田が支援したかったのは、本業の合間に集客へ取り組み、投稿や記事の制作を続ける段階で困っている人です。
るる:GMO AIかんたん集客を開発したきっかけを教えてください。

吉田:集客やマーケティングでは、資本の差が効果の差につながってしまうと感じていました。広告費をかけることは分かりやすい例ですが、ノウハウを持つマーケターを採用するにも、代理店に依頼するにもお金がかかります。
予算をかけられない方は、自分でいろいろと調べながら取り組むしかありません。その結果、お金があるかどうかで大きな差が生まれ、本来必要としている人に、必要な商品やサービスが届かなくなってしまう。そこを変えたいと思ったのがきっかけです。
既存の集客ツールも、プロ向けのものが多いと感じていました。初めて取り組む方にとっては、使われている言葉が分からなかったり、高度すぎて使わない機能が多かったりする。だからこそ、集客の一歩目となるツールをつくりたいと考えました。
るる:具体的には、どのような方を想定しているのでしょうか。
吉田:集客以外の業務も担当している方を思い浮かべてもらうと分かりやすいです。例えば、飲食店の店長さんがInstagramを始めたけれど投稿を続けられない。士業の方がオウンドメディアをつくったけれど、記事を継続して投稿できない。そういう方々です。
SEOやCPAといった専門用語も、その都度調べなければなりません。「まず分析しましょう」と言われても、「まだその前の段階なんです」という方を想定しています。
そこで、ボタンを押して進めたり、質問に答えたりするだけで記事ができる、URLを入力するだけで改善点が分かるといった機能を用意しました。まず実行できることを大切にしています。
汎用AIとの違いは操作の分かりやすさと集客のノウハウ
GMO AIかんたん集客では、AIへの指示を利用者自身が一から考えなくても、制作を進められる操作性を重視しています。加えて、集客支援や投稿分析で得た知見を、生成する内容に反映しているといいます。
るる:ChatGPTなどの汎用AIを直接使う場合と比べて、どのような違いがありますか。

吉田:ChatGPTなどをうまく使いこなせないと感じている方にこそ、まず使ってみてほしいですね。名前のとおり、かんたんに操作できるようにしているので、画面に沿って進めているうちに、SNS投稿や記事が完成する状態を目指しています。
また、GMO NIKKOは30年以上にわたって集客支援を行っています。そのノウハウを機能に組み込むことで、単にAIに文章作成を依頼するだけでなく、集客に適したSNS投稿や記事をつくれるようにしたいと考えています。
るる:そのノウハウは、具体的にどのように反映されているのでしょうか。
吉田:例えばSNSでは、1,000件以上の投稿を分析し、効果のよかった投稿の傾向を洗い出して、その内容を組み込んでいます。
なんとなくよさそうな投稿をつくるのではなく、分析から得られた知見をもとに投稿を作成できるようにしています。この内容も継続的にアップデートし、その時々の状況に合わせています。
多機能よりも始めやすさを優先する理由
初心者に向けたツールだからこそ、機能を増やすことが、そのまま使いやすさにつながるとは限りません。細かな分析や設定を求める声にも、想定する利用者が迷わず使えるかどうかを軸に向き合っています。
るる:かんたんに使えることを優先するために、機能の設計ではどのような判断をしていますか。
吉田:例えば、数値を使った細かな分析を重視する設計にはしていません。支援したいのは、これから集客を始める方や、始めたばかりの方です。そもそも分析するためのデータがまだ十分にありませんし、分析にかける時間や知識もないという方が多いんです。
一方で、改善の手がかりは必要です。そこで、URL診断のように、自分で数値を読み解くことから始めなくても、改善点を提案してもらえる機能を搭載しています。
るる:利用者から、もっと細かく設定したいという声が寄せられることはありますか。

吉田:あります。より細かなカスタマイズ機能がほしい、提案された施策がどのような根拠に基づいて表示されているのか知りたい、といった声です。
ただ、その部分は、あえて外しているところでもあります。初めての方に多くの設定項目や詳しい根拠を一度に提示すると、かえって混乱を招いてしまうと考えているからです。
将来、もしプロ向けのサービスを出すのであれば充実させるかもしれませんが、現時点で具体的な予定はありません。今は、初めての方が使いやすいことを大切にしています。
低価格を支える営業をしない販売方法
続けやすい価格を実現するために、サービスの販売方法にも工夫があります。営業活動にコストをかけず、事業を始める人と接点を持つグループ内のサービスからの紹介などを通じて、利用者に届けています。
るる:資金力による集客の差を埋めたいという考えは、料金にどう反映されていますか。
吉田:年間契約では、月額換算2,992円、税抜きで提供しています。価格を設計する際には、ほかのツールの10分の1程度を目指しました。
この価格で提供するための工夫の一つが、営業をしないことです。紹介と自然流入で利用者が増えていて、リリースから1年を迎える前に、無料登録を含む累計利用者数が1,000人を超えました。
るる:営業をしない中で、どのように紹介につなげているのでしょうか。

吉田:GMOインターネットグループのサービス同士のつながりを生かしています。グループには、ドメインなど、これから事業を始める方や、始めたばかりの方を支援するサービスが多くあります。
事業やサービスを始めると、その次に集客という壁にぶつかります。その壁を解消するためのサービスとして、各サービスからGMO AIかんたん集客を紹介していただいています。
最初の成果物を完成させて使いやすさを実感してもらう
登録後にまず体験してほしいのは、記事やSNS投稿を完成させるまでの手軽さです。有料プランの機能を無料で試せる期間を設け、利用者自身が使い続けられそうかを判断できるようにしています。
るる:登録した方には、最初にどのような体験をしてほしいですか。
吉田:まずは記事作成機能やSNS投稿作成機能を使ってほしいです。どれだけかんたんに成果物が完成するかを知っていただきたいですね。
そのためにトライアル期間を設けています。有料プランの機能を無料で使える期間なので、いろいろな機能を試してもらい、「これなら使える」と思った方に、そのまま有料プランを継続していただく仕組みです。
るる:実際に利用した方からは、どのような評価が寄せられていますか。

吉田:ITreviewにさまざまなレビューをいただいています。低コストで必要な機能がそろっていて、専任の担当者が少ない中小企業や個人でも導入しやすいこと、SEOの経験が浅い方でも運用を始めやすいことなどが評価されています。
そうした声をいただいて、目指していたツールを提供できていると感じています。
「ITreview Grid Award 2026 Summer」では、SEOツール部門の総合・中堅企業・中小企業の3部門で「Leader」を受賞しました。続く「2026 Fall」でもSEOツール部門で「Leader」を受賞し、2期連続の受賞となりました。
目指すのは集客の0点を80点にすること
吉田が目指すのは、すでに集客を高度に運用できている人の最適化よりも、これから始める人が実行し、続けられるようになることです。機能、価格、販売方法の設計も、その対象者を中心に組み立てられています。
るる:最後に、GMO AIかんたん集客を通じて、利用者がどのような状態になれることを目指していますか。
吉田:まずは、時間やお金の負担を抑えながら、集客を継続できている状態をつくりたいです。
ほかのツールが「80点を100点にするツール」だとするなら、GMO AIかんたん集客は「0点を80点にするツール」だと考えています。
まとめ
今回のインタビューから見えてきたのは、GMO AIかんたん集客が、集客を始めたばかりの兼務担当者を中心に、サービス全体を設計していることです。
機能の多さよりも制作を進められる分かりやすさを重視し、続けやすい価格を目指して営業コストを抑える。さらに、事業を始めた人が集客で困るタイミングに合わせて、グループ内のサービスから紹介する。提供価値・価格・販売経路・利用体験が、支援したい顧客に合わせてつながっています。
何を追加するかだけでなく、誰のために何を絞るのか。集客ツールの開発やマーケティングにおいて、対象とする顧客を明確にすることの重要性が伝わる取り組みです。
本業と兼務しながら、記事やSNS投稿の制作を始めたい方は、公式サイトで機能や利用条件を確認できます。
GMO AIかんたん集客 公式サイト:https://kantan.gmo/
※料金・利用者数・提供内容は2026年10月の取材時点の情報です。月額換算料金は年間契約の場合で、税抜きです。
関連リンク
ITreviewのレビュー:https://www.itreview.jp/products/kantan-gmo/reviews
2026 Summer受賞のお知らせ:https://internet.gmo/news/article/208/
2026 Fallの公式受賞一覧:https://www.itreview.jp/award/2026_fall/seo-tools.html
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