YouTubeチャンネルの作り方【PC・スマホ別】開設手順と初期設定を完全解説

YouTubeチャンネルを開設したいものの、手順がわからず後回しにしていませんか。本記事では、PCとスマホそれぞれの画面操作に沿って、チャンネル作成から初期設定までをステップ形式で解説します。Googleアカウントさえあれば最短10分ほどで開設できるため、ぜひ手を動かしながら読み進めてください。

目次
YouTubeチャンネルとは
YouTubeチャンネルとは、YouTube上で動画を投稿・公開するための専用スペースです。動画は基本的に全世界へ配信されますが、ユーザーに「チャンネル登録」してもらうと、登録者のYouTube画面に新着動画が表示されるため、継続的に視聴してもらいやすくなります。YouTubeで動画投稿や配信を行うには、自身のチャンネルを持つことが必要です。
チャンネルの作成にはGoogleアカウントが必要で、種類は以下の2つです。
| 種類 | 概要 | チャンネル名 | 複数人管理 |
|---|---|---|---|
| デフォルトアカウント | 個人向け。Googleアカウントと紐づく | アカウント名に依存 | 不可 |
| ブランドアカウント | ビジネス向け。Googleアカウントと独立して運用 | 自由に設定可能 | 可 |
本記事で「YouTubeチャンネル」と表記する場合は、ブランドアカウントで作成したチャンネルを指します。
ブランドアカウントの主な機能は次のとおりです。
- 複数人での管理: オーナーが別のユーザーを招待して管理権限を付与できるため、チームでチャンネルを運営できます。
- 複数チャンネルの作成: 1つのGoogleアカウントから複数のチャンネルを作成でき、設定画面の「チャンネルを追加または管理する」からまとめて管理できます。事業ラインや商品ごとにチャンネルを分けた運用も可能です。
- チャンネル名の自由設定: Googleアカウントの名義に縛られず、任意のチャンネル名を設定できます。

チャンネルを開設・設定する前に、以下の点を確認しておきましょう。
- Googleアカウントが未取得の場合は、事前に作成しておく必要があります。
- スマートフォンのYouTubeアプリからはチャンネルを作成できません。 PCまたはスマートフォンのブラウザ(Chromeなど)からアクセスして作成してください。
- ブランドアカウントの作成はPCのブラウザからのみ対応しています。 Googleアカウント名と異なる名前でチャンネルを開設したい場合はPCを使用してください。
- チャンネルアイコンに使用する画像の推奨サイズは800×800ピクセルです(2026年時点の仕様)。
チャンネル開設前に準備すること
チャンネルを開設する前に、アカウントの種類・テーマ・素材・文言を整理しておくと、開設後の作業がスムーズに進みます。準備不足のまま開設するとチャンネルの方向性がぶれやすくなるため、以下の4点を事前に確認しておきましょう。
Googleアカウントの種類を選ぶ
YouTubeチャンネルの作成にはGoogleアカウントが必要です。アカウントには「個人Googleアカウント」と「ブランドアカウント」の2種類があり、運用形態によって使い分けます。
| アカウントの種類 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 個人Googleアカウント | 1人で管理する標準アカウント | 個人発信・副業・小規模な運用 |
| ブランドアカウント | チャンネルを個人アカウントと切り離して管理できる | 複数人での運用・ビジネス利用 |
複数人でチャンネルを管理したい場合や、個人アカウントと分けて運用したい場合はブランドアカウントが適切です。管理者を複数追加できるため、担当者が変わってもアカウントを引き継ぎやすくなります。
チャンネルのテーマとターゲットを決める
テーマとは、チャンネルで扱うコンテンツの軸のことです。テーマが絞られているほど特定の視聴者に刺さりやすくなり、チャンネル登録につながりやすくなります。テーマを決める際は、以下の点を確認しておきましょう。
- 発信者自身が継続して語れる分野か
- ターゲットとなる視聴者層が明確に思い浮かぶか
- 競合チャンネルと差別化できる切り口があるか
- 定期投稿できる量のネタが見込めるか
ビジネス用途であれば「商品・サービスの解説」「業界知識の発信」「社内ノウハウの共有」など、自社の強みと直結するテーマを選ぶと運用が続けやすくなります。
チャンネル名と概要欄の文言を考える
チャンネル名は検索結果や動画のそばに表示される重要な要素です。視聴者が一目で内容を把握できるよう、シンプルかつテーマが伝わる名前にすることを推奨します。概要欄(チャンネルについての説明文)はSEO(検索エンジン最適化)にも影響するため、発信テーマや対象視聴者を簡潔に盛り込んだ文章を事前に用意しておきましょう。開設後すぐに設定できる状態にしておくと手戻りがありません。
サムネイル・バナー素材を用意する
チャンネルページには、プロフィール画像・チャンネルアート(バナー画像)・チャンネルの透かしを設定できます。いずれも視聴者がチャンネルを訪れたときに最初に目に入る要素のため、開設前に準備しておくと手間が省けます。
| 素材 | 推奨サイズ | 用途 |
|---|---|---|
| プロフィール画像 | 800×800px以上 | アイコンとして全画面に表示される |
| チャンネルアート(バナー) | 2560×1440px | PC・TV・スマホで共通表示される |
| チャンネルの透かし | 150×150px | 動画再生中に右下に表示される |
画像はCanvaなどの無料ツールでも作成できます。
PCでのYouTubeチャンネル作成手順
Googleアカウントがあれば、ブラウザから数分でYouTubeチャンネルを開設できます。以下の手順に沿って進めてください。
なお、スマホのYouTubeアプリからはチャンネルを作成できません。スマホを使う場合も、SafariやGoogle ChromeなどのブラウザでYouTubeにアクセスして同じ手順で操作してください。
-
YouTubeをブラウザで開き、Googleアカウントにログインする
画面右上にプロフィールアイコンが表示されていれば、ログイン済みの状態です。複数のGoogleアカウントを使い分けている場合は、アイコンをクリックしてアカウント一覧を開き、チャンネルを作成したいアカウントに切り替えます。 -
プロフィールアイコンをクリックし、「チャンネルを作成」を選択する
ドロップダウンメニューの中に「チャンネルを作成」が表示されます。このメニューが表示されない場合は、ログインしているアカウントを確認してください。 -
チャンネルの種類を選ぶ
チャンネル名の設定画面で、2種類のアカウント形式から選択できます。
| 種類 | 概要 |
|---|---|
| デフォルトアカウント | ログイン中のGoogleアカウント名でチャンネルが作成される |
| ブランドアカウント | Googleアカウント名とは異なる独自のチャンネル名で登録できる。「カスタム名を使用する」を選んで設定する |
企業やビジネス目的での運用には、ブランドアカウントが適しています。個人名ではなく屋号やサービス名をチャンネル名にしたい場合は、「カスタム名を使用する」を選びましょう。
-
チャンネル名を入力して「作成」をクリックする
入力欄にチャンネル名を入力し、「作成」ボタンを押せばチャンネルの開設は完了です。チャンネル名はあとから変更できますが、頻繁な変更は視聴者に混乱を与えることがあるため、運用開始前に決めておくことをおすすめします。 -
YouTube Studioで基本情報を設定する
チャンネル作成直後は、アイコンやチャンネル説明などが未設定の状態です。画面右上のアイコンから「YouTube Studio」に移動し、「カスタマイズ」メニューでアイコン・バナー画像・チャンネル説明を設定しておくと、視聴者に伝わりやすいチャンネルページに仕上がります。
スマホでのYouTubeチャンネル作成手順
スマートフォンからYouTubeチャンネルを作成する場合、ブラウザのPC表示モード(デスクトップ表示)を使う方法が最もスムーズです。YouTubeアプリはチャンネル作成の一部操作に制限がある場合があるため、Chrome・Safariどちらのブラウザでも共通して使える以下の手順で進めてください。
事前に用意するもの
- Googleアカウント(未作成の場合はあらかじめ作成しておく)
- チャンネル名として使いたい名前
- アイコン用の画像(省略して後から設定も可)
作成手順
- スマートフォンのブラウザで
youtube.comを開く - 画面右上のメニュー(「︙」または「…」)から「PCサイトを表示」(デスクトップ表示)に切り替える
- 右上のGoogleアカウントのアイコンをタップし、「アカウントを切り替える」→「チャンネルをすべて表示」を選ぶ
- 「新しいチャンネルを作成」をタップする
- チャンネル名を入力し、「チャンネルを作成」をタップして完了
手順2のPC表示への切り替えを忘れると、チャンネル作成メニューが表示されないことがあります。必ず切り替えを済ませてから操作を進めてください。
操作時の注意点
| 注意点 | 詳細 |
|---|---|
| デスクトップ表示への切り替えが必要 | スマホ表示のままでは作成ボタンが表示されない場合がある |
| Googleアカウントへのログインを先に済ませる | 未ログインの場合、手順途中でログイン画面に遷移する |
| チャンネル名は後から変更可能 | 作成後でも「設定」→「チャンネルの詳細情報」から変更できる |
| ブランドアカウント名と個人名の違いに注意 | ビジネス利用では個人名ではなくブランド名でのチャンネル作成を推奨 |
チャンネル作成直後に設定しておきたい項目
チャンネルを作成したら、視聴者に信頼感を与えるために以下の初期設定を済ませておきましょう。
- チャンネルアイコン(プロフィール画像)のアップロード
- チャンネルアート(バナー画像)の設定
- チャンネルの説明文(どんな内容を発信するかを簡潔に記載)
- 問い合わせ用メールアドレスの登録
これらの設定はすべてYouTube Studioの「カスタマイズ」メニューから行えます。スマートフォンのブラウザでも同様に操作できますが、画像のトリミングなど細かい調整はPCで行うと作業しやすいです。
開設後の基本設定
チャンネルを作成したら、すぐにYouTube Studio(チャンネルの外観・機能・詳細情報をまとめて管理できる専用の管理画面)で基本設定を整えましょう。
YouTube Studioへのアクセス
YouTubeのチャンネルホーム画面から「チャンネルをカスタマイズする」をクリックするか、YouTube Studio左カラムの「カスタマイズ」をクリックすると設定画面に遷移します。上部のタブは「基本情報」「ブランディング」「レイアウト」の3つに分かれています。
基本情報の設定
「基本情報」タブでは、以下の4項目を設定できます。
- チャンネル名:配信内容を反映した簡潔で覚えやすい名前にしましょう。スマートフォンでは13文字程度までしか表示されないため、10文字前後を目安にすると安心です。
- チャンネルの説明:チャンネルの内容や更新頻度などを記載します。
- リンクの追加:公式サイトやSNSのURLを登録できます。
- 連絡先情報:問い合わせ先のメールアドレスなどを設定できます。
チャンネル作成時に設定するハンドル(@から始まる固有のID)はURLにも使われるため、ブランド名や屋号をもとにわかりやすく決めましょう。
ブランディングの設定
「ブランディング」タブでは、チャンネルの視覚的な要素を設定します。
| 画像の種類 | 推奨サイズ | 補足 |
|---|---|---|
| プロフィール写真(アイコン) | 800×800ピクセル | 表示時は丸いフチになる |
| バナー画像 | 2560×1440ピクセル | 最小2048×1152px以上・6MB以下・16:9 |
| 動画の透かし | — | 動画再生時に右隅へ表示される |
各画像の最新仕様はYouTube公式ヘルプセンターでも確認してください。
レイアウトの設定
「レイアウト」タブでは、動画アップロード後にチャンネルページの見せ方を調整できます。
- 動画スポットライト:チャンネル上部に表示する動画を指定できます。
- 注目セクション:おすすめの動画や再生リストを最大12個まで設定できます。
機能制限の解除
新規チャンネルには初期状態で以下の3つの制限がかかっています。
- 15分を超える動画のアップロード
- カスタムサムネイル(動画ごとに設定する表紙画像)の追加
- ライブ配信
「設定」→「チャンネル」→「機能の利用資格」から電話番号認証を行うと、これらの制限をまとめて解除できます。開設後すぐに済ませておきましょう。
管理者権限の設定
ブランドアカウントでは、他のユーザーに権限を付与して運営を分担できます。YouTube Studioの設定画面からユーザーを招待する形で行います。
| 権限 | できること |
|---|---|
| オーナー | すべての操作が可能 |
| 管理者 | 動画管理・アナリティクス確認 |
| コミュニケーション管理者 | YouTube上での操作はなし |
YouTube Studioを含むチャンネルの基本的な運営機能は、すべて無料で利用できます。また、1つのGoogleアカウントで複数のチャンネルを作成することも可能なので、用途やブランドごとに使い分けることもできます。
機能制限と電話番号認証による解除手順
チャンネル開設直後は、YouTubeが新規アカウントに対して一律に課す機能制限があります。制限を把握せずに運用を始めると、思わぬ場面で操作が止まるため、開設後すぐに解除手順を済ませておきましょう。
新規チャンネルにかかる主な機能制限
作成直後のチャンネルには、以下の制限が適用されます。
- 動画のアップロード上限が15分まで
- カスタムサムネイル(動画の見出し画像)を設定できない
- コミュニティ投稿機能が使えない
- ライブ配信ができない(モバイルは登録者数1,000人以上の条件も別途必要)
電話番号認証で解除できる機能
電話番号認証を完了すると、以下の制限が解除されます。
| 機能 | 認証前 | 認証後 |
|---|---|---|
| 動画の長さ | 15分まで | 最大12時間 |
| カスタムサムネイル | 設定不可 | 設定可 |
| コンテンツIDの申請 | 不可 | 可 |
| ライブ配信(PC・タブレット) | 不可 | 可 |
電話番号認証の手順(PC)
- YouTubeにログインし、右上のアカウントアイコンをクリックする
- 「YouTube Studio」を選択する
- 左メニュー下部の「設定」を開く
- 「チャンネル」→「機能の利用資格」タブを選択する
- 「中級者向け機能」の「電話番号を確認」をクリックする
- 国コード(日本は+81)を選択し、携帯電話番号を入力する
- SMSまたは音声通話で届いた6桁のコードを入力して確認する
電話番号認証の手順(スマホ)
- YouTube Studioアプリを起動し、左上のメニューアイコンをタップする
- 「設定」→「チャンネル」→「機能の利用資格」を選択する
- 「中級者向け機能」から「電話番号を確認」をタップする
- 以降はPCと同じ手順でSMSのコードを入力する
認証後すぐに機能が反映されない場合は、数分待ってからページを再読み込みしてください。
認証時の注意点
- 電話番号の利用上限: 1つの電話番号で認証できるチャンネルは年間2つまでです。3チャンネル目の認証が必要な場合は、別の電話番号を使用してください。
- モバイルライブ配信: 電話番号認証に加え、登録者数1,000人以上という別途条件が必要です。
- 認証後も残る制限: YouTubeパートナープログラム(収益化の仕組み)への参加には、登録者数500人・直近90日間にアップロードした有効な公開動画3本・直近12か月間の総再生時間3,000時間以上(またはショート動画の直近90日間の視聴回数300万回以上)など、別途条件を満たす必要があります。
電話番号認証はチャンネル開設後すぐに済ませておくと、その後の運用がスムーズになります。
よくある質問(FAQ)
YouTubeチャンネルは無料で作れますか?
はい、Googleアカウントさえあれば完全無料で作成できます。チャンネルの開設・動画投稿・基本的な分析機能の利用に費用は一切かかりません。有料オプションは存在しませんが、チャンネルメンバーシップなど一部の収益化機能は審査条件を満たす必要があります。
1つのGoogleアカウントで複数のYouTubeチャンネルを作れますか?
はい、1つのGoogleアカウントで複数のチャンネルを作成・管理できます。「ブランドアカウント」を使う方法で、趣味用・ビジネス用など目的別にチャンネルを分けて運用することが可能です。チャンネルの切り替えはYouTube上のアカウントアイコンから行えます。
スマホだけでYouTubeチャンネルを開設・運用することはできますか?
はい、YouTubeアプリがあればスマホのみでチャンネルの開設から動画投稿まで行えます。ただし、チャンネルアートのサイズ調整や詳細なカスタムサムネイルの編集など、一部の細かい設定はPCブラウザのほうが操作しやすい場合があります。用途に応じてPCと併用することも選択肢のひとつです。
YouTubeチャンネルを作っただけで、すぐに広告収入は得られますか?
いいえ、チャンネルを作成しただけでは広告収入は得られません。YouTubeパートナープログラム(YPP)への参加には、チャンネル登録者数500人以上・直近12か月の総再生時間3,000時間以上(または直近90日のショート動画視聴回数300万回以上)などの審査条件があります(2024年時点のYouTube公式ヘルプより)。収益化を目指す場合は、まずコンテンツの継続投稿で条件を満たすことが先決です。
チャンネル名やチャンネルIDは開設後に変更できますか?
チャンネル名は開設後も変更できますが、チャンネルURLに使用するカスタムURLは一度設定すると変更・削除できない仕様です(2026年時点)。チャンネル名の変更はYouTube Studioの「カスタマイズ」から行えます。カスタムURLは条件(登録者数100人以上など)を満たしてから慎重に設定することをおすすめします。
集客の“作業”に、時間を奪われていませんか?
- やることが多すぎて、何から手をつけるか迷っていませんか?
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まとめ
YouTubeチャンネルの開設は、Googleアカウントさえあれば数分で完了します。ここまで解説した手順と初期設定を振り返りましょう。
- チャンネル開設はPC・スマホどちらでも可能。Googleアカウントでログインし、チャンネル名を設定するだけで開設できる。個人名を出したくない場合はブランドアカウントを選ぼう
- 初期設定の完成度が第一印象を決める。プロフィール画像・バナー画像・チャンネル説明文を整えることで、訪問者に「ちゃんと運営されているチャンネル」と認識してもらいやすくなる
- 基本設定と収益化条件は別物。チャンネル自体はすぐ作れるが、YouTube Partner Programへの参加には登録者数・視聴時間などの審査基準を満たす必要がある
- スマホ開設時はPC設定との併用が効率的。一部の詳細設定はPCブラウザからのほうが操作しやすいため、用途に応じて使い分けると設定漏れを防げる
次の一歩
チャンネルが開設できたら、最初の動画を1本投稿してみましょう。完成度よりも「公開する」という経験を積むことが、チャンネル運営を継続するための最初の壁を超えるコツです。投稿後はタイトル・サムネイル・説明文のSEO最適化に取り組むと、検索経由での視聴者獲得につながります。
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